福岡で新たな働き方を提供する「H¹O 博多駅前」
野村不動産が手がける「H¹O(エイチワンオー)シリーズ」の新たな物件「H¹O 博多駅前」が、2025年12月26日に竣工予定で、2026年2月に開業を迎える。この新しいサービス付き小規模オフィスは、スタートアップやベンチャー企業はもちろん、大企業の分室としてもフレキシブルに利用できる環境を提供する。
多様なニーズに応えるオフィススペース
福岡エリアで第一号物件となる「H¹O 博多駅前」は、従業員10名未満の小規模企業をターゲットにしたオフィスで、全国に30万社以上も存在する小規模企業のニーズに応えるべく設計されている。
昨今、働き方改革が進み、効率的で生産性の高い作業環境が求められる中、福岡では特に大きな変化が必要とされている。大企業に比べて小規模企業は生産性の向上が課題であり、その中で、命だけの存在感や業務の付加価値を上げることが急務である。
「H¹O 博多駅前」は、最新の設備とサービスを提供し、利用者が契約後すぐに業務を開始できる環境を整えている。全室に個別空調とインターネット回線が完備され、什器も一部設置されているため、スムーズな業務運営が可能になる。
快適な共有スペースとプライベートルーム
このオフィスビルの設計には、3名から10名用の窓付き個室が用意され、最適な人数に合わせた柔軟な利用方法が期待できる。また、必要に応じて壁を撤去することで、最大30名の利用にも対応できるようになっている。
さらに、1階と2階には共用ラウンジや打合せスペースが設置され、屋上にはワークスペースもあり、働く環境を多様に選ぶことができる。これにより、気分やタスクに応じた柔軟な働き方が促進される。
安全で安心なオフィス環境
オフィス内の安全面にも配慮しており、24時間体制での有人受付や生体認証、多段階セキュリティ、防犯カメラを導入。安心して集中できる環境を整えているため、業務に専念できるのが特徴だ。
地域貢献を目指す
「H¹O 博多駅前」では、地域密着の株式会社Zero-Ten Parkがマスターリース業務を担い、福岡を拠点にシェアオフィスやコワーキングスペースの展開を行っている。過去の運営経験を活用し、施設の価値を最大化することを目指している。
今後の展開
「H¹O」シリーズは、首都圏だけでなく、関西や東海エリアにまで展開しており、九州エリアへの進出は初の試みとなる。今後も多様なオフィススタイルでの事業展開が予定されている。
この新しいオフィスは、個々のビジネスの成長を支える土台となると同時に、地域経済にも貢献することが期待されている。