YURI SATOの植樹活動
2022-12-15 09:47:08
エシカルジュエリー「YURI SATO」が足尾銅山跡地を緑化する植樹イベント開催
エシカルジュエリー「YURI SATO」と栃木SCの取り組み
エシカルジュエリーを展開する「YURI SATO」が、Jリーグチームの栃木SCと共に、環境への配慮を考えた植樹活動を実施しました。2022年11月27日、足尾銅山跡地を舞台に行われたこのイベントは、地元の子どもたちに環境意識を育むことを目的としています。
子どもたちの貴重な体験
イベントでは、ボランティアとして参加した地元の小学生たちが一人一本のどんぐりの苗木を植えました。普段はなかなか体験できない植樹活動に、子どもたちは「楽しかった」と口々に感想を述べました。こうした体験を通じて、自然を守る心を育むことができるのです。
足尾銅山とその環境問題
足尾銅山は20世紀初頭、日本の銅産出量の約40%を誇る大銅山でした。しかし、精錬過程での燃料による排煙と鉱毒ガスの発生により、周辺環境に甚大な被害を及ぼしました。特に有名な「足尾銅山鉱毒事件」は、日本初の公害事件として知られています。これを受けて、道路や河川の復旧、樹木の植栽などの取り組みが行われており、今も続いています。
「NPO法人足尾に緑を育てる会」では、1996年の発足以来、280,033本もの木が植えられてきました。しかし、まだ復旧の道半ばであり、過去の美しい緑を取り戻すには多くの時間と努力が必要です。
YURI SATOのサステナビリティ
「YURI SATO」では、採掘による環境破壊の影響を自らのおかれている立場と捉え、サステナブルなものづくりを進めています。ジュエリーの材料には、天然資源の採掘を行わず、都市鉱山から得た再利用ゴールドやシルバーを使用。さらに、収益の一部を緑化活動に回しています。
特に足尾銅山の環境問題を踏まえ、足尾地区での植樹活動を支援しているのです。YURI SATOの考え方は、「心も環境も大切に、持続可能なワタシを愛する。」いかに地球環境を守れるかを常に意識しながら活動を行っています。
環境学習を通じた意識向上
今回の植樹イベントは単なる植樹活動に留まらず、環境問題について学ぶ機会も設けられました。参加した子どもたちは、環境学習センターで足尾地区の歴史や銅山公害事件について学びました。展示資料や映像を通じて知識を深め、これまで知らなかった地域の問題について積極的に質問する姿が印象的でした。
今後の展望
YURI SATOは今後も栃木SCとの共同でのイベントを継続し、規模を拡大していく予定です。環境問題への関心を高めるために、地域の方々はもちろん、より多くの人たちが参加できる取り組みを模索しています。
今回の活動は、ただの植樹イベントから始まりましたが、次第に環境問題についての啓発が広がりを見せることを期待しています。自然や環境を再生するためには、多くの人々の協力が重要です。これからも地域と共に進む姿勢を大切にし、持続可能な未来へ向けて邁進していく所存です。
会社情報
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株式会社ON
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