再生医療関連事業を展開するセルソース株式会社が、東京都より「卵子凍結に係る対象者向けオンライン説明会運営業務」を受託したことを発表した。
東京都は、卵子凍結費用の助成を行うことを決定しており、その対象者に向けたオンライン説明会の運営をセルソースが担うことになる。説明会は、希望者が安全かつ安心な環境で卵子凍結を行えるよう、卵子凍結に関する正しい知識を身に付けるための重要な機会となる。
セルソースは、卵子凍結保管受託サービス「卵子凍結あんしんバンク™」を提供しており、これまで個人向けや企業向けの説明会を数多く実施してきた実績を持つ。これらの経験を活かし、今回の受託業務を遂行していくとしている。
「卵子凍結あんしんバンク™」は、提携医療機関で採卵・凍結された卵子の保管を専門的に行うサービスだ。管理体制の整った施設と専用輸送サービスによって、凍結卵子を安全に、長期間保管することができる。
セルソースは、再生医療の産業化推進を目的とし、脂肪由来幹細胞や滑膜由来幹細胞などの加工受託や再生医療を提供する医療機関へのサポートなど、幅広い事業を展開している。再生医療等安全性確保法にもとづく特定細胞加工物製造許可施設を保有し、約93,000件の細胞等加工を受託するなど、豊富な実績を誇る。
今回の受託は、セルソースの専門知識と経験が社会貢献に役立つ好例と言えるだろう。今後も、安全で安心な再生医療サービスの提供と、研究・技術開発に積極的に取り組んでいく姿勢を示している。