異色のコラボレーション「SLEEP FIGHTER」の取り組み
2023年12月、カプコンと電通の異色のコラボレーションであるプロジェクト「SLEEP FIGHTER」が始動し、多くの注目を集めています。このプロジェクトは、「好き」を力にして新たなクリエイティブを生み出すためのもので、特にゲームと睡眠という一見関連のないテーマを組み合わせることに挑戦しています。
「好き」をテーマにした新たなプロジェクト
このプロジェクトの中心には、カプコンのプロデューサーである松本脩平氏と、電通の高津戸祐貴氏がいます。二人はそれぞれの業界での経験を生かし、「好きを力に仕事をする」ことの可能性について熱く語り合っています。松本氏は、カプコンのゲーム制作において自分の好きなものを反映させることの重要性を強調し、一方で高津戸氏は、することで組織内の士気が高まると説明します。
このプロジェクトは、ゲームを通じて人々の生活に新しい価値を提供することを目指しています。その一環として、睡眠の質を向上させるゲーム的要素の導入が進められています。具体的な施策やアイデアはまだ明かされていませんが、両者の情熱が垣間見える取り組みです。
ゲームと睡眠、意外な結びつき
松本氏は、睡眠が人間にとって非常に重要な活動であることに注目しました。良質な睡眠が得られれば、次の日の生産性も向上するため、ゲームを通じてその確保と促進ができる可能性があるのではないかと考えています。
また、ゲームが人々の睡眠に与える影響を測定するための研究も進められており、今後の展開が期待されています。例えば、寝る前のリラックスを促すゲームや、計画的な睡眠習慣をサポートする内容などが考えられています。
社内プロジェクトとしての役割
「SLEEP FIGHTER」は単なるコラボにとどまらず、社内プロジェクトとしての側面も持っています。社員の個々の情熱や関心を起点とし、自由な発想で取り組むことで新たなクリエイティビティを刺激することが目的です。このような試みを通じて、電通はより魅力的で革新的なアイディアを生み出す土壌を作ろうとしています。
まとめ
「SLEEP FIGHTER」は、ゲームと睡眠という異なる領域を結びつけることで、クリエイティブな可能性の新しい扉を開こうとしています。松本氏と高津戸氏の対話は、私たちに「好き」を仕事に活かす道を示してくれました。この取り組みが実際にどのような形で進化し、世の中に新しい価値を提供するのか、今後の動向が楽しみです。