株式会社DiOとニューザック、ビルメンテナンス業界のDX推進
株式会社DiOは、ビルメンテナンス業界のニューザックと提携し、パートナーシップ協定を結びました。この正にビルメンテナンス業界における新たな一歩となる取り組みは、クラウド型アセットマネジメントSaaS『一元帳』の普及を目的としています。これにより、約3,000社のビル・施設管理を行うクライアントを起点として、デジタル化が進む見込みです。
現場の現状と課題
現在、ビルメンテナンス業界では多くの課題が山積しています。設備台帳や点検記録が紙やExcelに散在し、修繕履歴が個々の担当者に依存しているため、引き継ぎが難しいという問題があります。また、人手不足の中で法定点検や報告業務が増えてきており、老朽化リスクの判断も「勘と経験」に頼らざるを得ない状況です。特に中小規模の管理会社では、DXの必要性を感じながらも、何から手を付ければ良いのか分からず、高額なシステムの導入を諦める声が多く聞かれます。
これらの負担が業務コストの増加や品質の低下につながっているため、構造的な問題として解決が求められています。
ニューザックとDiOの目指す方向性
ニューザックは、限られたリソースの中で安定した品質と確実な管理を実現してきた企業です。彼らは、業界の非効率性が現場に与える影響を深く理解しており、DiOと共に現実的なコスト削減と業務品質の向上を目指しています。両者の強い意志と価値観の一致により、今回のパートナーシップ協定が結ばれました。
『一元帳』の特徴と利点
共同プロジェクトの基盤となるのが、DiOが開発した『一元帳』です。このクラウド型台帳により、設備情報や点検履歴、修繕履歴を一元管理し、リスクを可視化することが可能になります。また、法定点検に対応するための履歴蓄積も簡単に行えるため、属人化を排除し業務の標準化も実現できます。
これにより、教育や引き継ぎがスムーズになり、現場のノウハウ共有も促進されることで、管理業務の均一化とともに品質の向上が図れます。
業界全体の変革へ向けて
DiOは、ニューザックとの協定を皮切りに、他のプロパティマネジメント会社やビルメンテナンス管理会社とのパートナーシップ締結を進めています。この連携は単なる販路拡大のためのものではなく、現場からのデータ収集を通じて、業界の“当たり前”を見直すことを目指しています。
将来的には、業界全体の底上げに向けた取り組みが期待されています。『一元帳』を使用することで、アナログな管理手法に苦しむ業界に新たな風をもたらすことができるでしょう。
会社概要
株式会社DiOは、2017年に設立され、京都府京都市を拠点としています。アセットマネジメントDXやクラウドサービスの開発を手掛けており、文化財の3D解析なども行っています。公式ウェブサイトは
こちら、サービスサイトは
こちらです。NOTE:『一元帳』は株式会社DiOの登録商標です。