次世代型コンタクトセンター
2025-01-30 11:44:34

次世代コンタクトセンターを実現する合弁会社が設立される

未来のコンタクトセンターへの挑戦



このたび、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社とエス・アンド・アイ株式会社は、AIを活用したコンタクトセンターの革新を目指して合弁会社「パーソルエスアンドアイ株式会社」を設立しました。新会社は2025年2月1日より事業を開始し、両社の技術を結集して次世代型コンタクトセンターの研究開発に取り組みます。

組織の強みを生かした共同開発



パーソルビジネスプロセスデザインは、自治体や金融機関に対してコールセンターの運用支援を実施してきました。特に、ナレッジ・センター・サービス(KCS)を基盤としたナレッジデータの蓄積に力を入れ、その成果をさまざまな業界に提供してきました。一方、エス・アンド・アイは、音声認識や自然言語処理の分野で強い実績を持ち、コンタクトセンターの基盤構築や効率化を支援するサービスを展開しています。

生成AIを駆使した新たなサービスモデル



新たに設立されたパーソルエスアンドアイでは、パーソルビジネスプロセスデザインのナレッジデータとエス・アンド・アイの生成AI技術を組み合わせ、顧客対応の新しいスタイルを目指します。具体的には、音声データやチャットログをAIが自動で標準化し、ナレッジデータとして活用。その結果、エンドユーザーとのインタラクションがより効率的かつスムーズになることを期待しています。

将来的には、チャットボットやボイスボットの導入を進め、顧客のニーズに迅速かつ効果的に応えることが可能な次世代型コンタクトセンターの実現を目指します。

合弁会社設立の狙い



ここ数年のAI技術の進化により、コンタクトセンターに求められるサービスの質やスピードが急激に向上しています。この変化に対応し、顧客満足度を高めるために、両社は業務提携を強化し合弁会社の設立へと至りました。今回の設立は、企業の競争力を向上させるための力強い一歩であるとともに、今後のコールセンター業界のDX化を推進する大きな契機となります。

代表の意気込み



代表取締役の軽井宏直氏は、「この合弁会社を通じて、導入企業のニーズに合わせた迅速なサービス提供を実現し、顧客満足度の向上とプロフィットセンター化を促進することを目指します」とコメントしています。

会社概要


パーソルエスアンドアイは東京都豊島区に本社を置き、設立日を2025年1月6日としており、資本金は2,000万円です。出資比率は、パーソルビジネスプロセスデザインが51%、エス・アンド・アイが49%となっており、両社の専門性を活かしたハイブリッドなサービスモデルを構成する予定です。

新しいコンタクトセンターの形が、どのように人々のビジネスや生活に変化をもたらしていくのか、今後の展開に期待が寄せられています。技術の進化と共に、私たちの働き方がどのように変わるのか、今後も目が離せません。


画像1

画像2

会社情報

会社名
エス・アンド・アイ株式会社
住所
東京都港区西新橋1-7-14京阪神 虎ノ門ビル
電話番号
03-6822-8409

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。