近畿大学と和菓子店が生み出す、新しい和菓子文化
敬老の日を祝い、若い世代が楽しめる新たな和菓子として「ごまごころブッセ」が誕生しました。これは近畿大学経営学部と和菓子店「御生菓子司ふたば」の共同プロジェクトによるもので、地域創生の一環として進められています。
共同開発の背景
近畿大学経営学部では、「若者の和菓子離れ」をテーマに研究活動を行っています。この活動の中で、学生たちが「和菓子は好きだけど、一人で店に入りづらい」という意見を受け、和菓子の購入促進に向けたプロジェクトが立ち上がりました。これにより、子や孫がご高齢者を思い出させるような商品開発が始まりました。
「ごまごころブッセ」は、敬老の日に向けてご老人への感謝の気持ちを伝えるための和菓子として考案され、黒ごまを使った優しい甘さのブッセで構成されています。
商品のユニークな特徴
この商品名には、「ごま」と「まごころ」という二つの意味が込められています。「ごま」は長寿の象徴であり、孫から大切な人への真心を込めた贈り物という意を持つ「まごころ」が掛け合わされています。
「ごまごころブッセ」は、しっとりとした生地の中に、程よい甘さの黒ごま餡がフワッと挟まれ、どの世代でも楽しめる優しい味わいに仕上げられています。また、このブッセにはお孫さんの写真や思い出の写真を一緒に挟むことができるパッケージが特徴で、物を贈るだけでなく、そこから思い出を紡ぐことができる仕組みになっています。
学びと挑戦
このプロジェクトに関わった学生たちは、商品の企画や試作、パッケージデザイン、さらには販売促進までの全てを手掛けました。彼らは、和菓子店との意見交換や試作を重ね、実践的な商品開発の経験を積むことができました。これにより、学生たちは大学で学んだ経営やマーケティングの知識を実際の製品に活かせる貴重な機会を得ました。
キャリア・マネジメント学科の竹井あかねさんは、プロジェクトリーダーとして「この商品を通して、世代を超えた繋がりや感謝を感じてほしい」と語ります。
販売情報
この「ごまごころブッセ」は、2026年9月11日(金)から9月21日(月・祝)まで、御生菓子司ふたばの精華町店及び城陽店で5個入り1,520円(税込)、70セット限定で販売されます。
お父さんやお母さん、そして大切なおじいちゃんおばあちゃんへの「ありがとう」との思いを込めた贈り物として、ぜひ手にとってみてください。
御生菓子司ふたばについて
御生菓子司ふたばは、1970年に創業した和菓子店で、伝承の製法を守りながら新しい和菓子の開発に挑戦している店です。公式ホームページでは最新の情報が掲載されており、ぜひ訪れてみてください。
御生菓子司ふたば公式サイト
共同開発の背景には地域の事業者と協力し、若者が地域の文化に触れる機会を作るという熱意があります。この取り組みを通じて、新たな和菓子文化の形成が期待されます。