明星食品とモード学園がタッグ
最近、明星食品とファッション・デザイン業界のプロを育成する専門学校であるモード学園のコラボレーションが実現し、新たな即席ラーメンが発売されました。このラーメンは、モード学園の学生が商品企画からパッケージデザインまでを担当し、彼らの独自の視点とアプローチを反映したものです。
新感覚ラーメンの誕生
発売されるのは「辛DEMO幸 ハニーバター風旨辛チゲラーメン」という商品。特徴的なのは、そのユニークな名前とパッケージデザインです。「辛い」と「幸せ」という二つの漢字を用いたデザインは、見る人に一瞬の興味を引き起こす作りになっています。このパッケージのビジュアルは、若者を意識したインパクトのあるもので、即座に「何これ?」と思わせるような楽しさを提供しているのです。
この商品は、韓国独特の辛味と甘味が融合した味わいを特徴とし、特に今の日本のトレンドを反映しています。最近ではヤンニョムチキンやハニーバターチキンなど、甘辛い組み合わせが人気を集めており、このラーメンもまたその流れを汲んだものとなっています。
学生が込めた想い
モード学園のグラフィックデザイン専攻の学生、林あかりさんは、「辛さが苦手な私でも最後まで美味しく食べられるラーメンを作りたい」という想いからこの商品を企画しました。彼女は「辛いけれど幸せ」というテーマを持ち込み、そのデザインには小悪魔的な要素も取り入れています。学生たちによる新しい味の可能性を追求した成果が、商品化という形で実を結んだことに対する彼女の喜びはひとしおです。
MYOJO DESIGN PROJECT
このラーメンが誕生した背景には、「MYOJO DESIGN PROJECT」というプロジェクトがあります。明星食品とモード学園が手を組み、サステナブルで地域共生を目指した商品開発を進めるものです。プロジェクトでは、学生たちが「自分たちが考える理想の即席食品」をデザインするという課題に取り組み、企画だけでなくパッケージデザインも含めて全て手掛けました。これまでの伝統的な商品開発とは異なるスタイルで、学生たちのユニークなアイデアが反映されています。
審査にあたっては、明星食品とモード学園の審査員による加点式が導入され、一次選考を通過した作品は学生自身がプレゼンテーションを行います。このようにして選ばれた優れた作品が商品化されるのです。
モード学園の取り組み
モード学園は東京、大阪、名古屋、パリにキャンパスを構え、ファッション、デザイン、ビジネスなど才能を持ったプロを育成しています。特に就職率が高く、17年連続で希望者全員の就職を果たしているのは、そのカリキュラムの充実度を物語っています。また、学生たちが希望する業界への道を切り拓くために、「完全就職保証制度」「国家資格合格保証制度」「給与保証制度」といった3大保証制度を設け、学生を支援しています。
新しい時代の即席ラーメン「辛DEMO幸 ハニーバター風旨辛チゲラーメン」を通じて、学生たちのエネルギーとクリエイティビティを感じながら、ぜひその味を体験してみてください。国産即席ラーメンの新たな楽しみ方を見い出せること間違いなしです!