野村アセットマネジメントが新たにREIT連動型ETFを上場、投資家の選択肢を拡大
新しい投資の選択肢、東証REIT指数連動ETFの登場
野村アセットマネジメント株式会社は、東京証券取引所に上場する不動産投資信託(REIT)の全銘柄を対象とした新しいETF、すなわち「NEXT FUNDS東証REIT指数連動型上場投信」を設定すると発表しました。このETFは、投資家にとって不動産関連の資産に手軽にアクセスできる新たな選択肢を提供します。
このETFの上場が承認され、設定日として9月17日(水)を、上場日は9月18日(木)と予定されています。これにより、全国の証券会社を通じて投資家は取引所での売買が可能になります。また、年4回の決算を行い、決算日は2月、5月、8月、11月の各10日を予定しており、初期の投資単位は10万円以下となる見込みです。
現物拠出型ETFの新たな可能性
本ETFは、株式以外の有価証券を用いた現物拠出型ETFの初めての試みです。これは、2023年6月27日に施行された投資信託法の改正に基づくもので、野村アセットマネジメントはこの改正を迅速に活用した形となります。投資信託の新しい形として、特に投資家にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
野村アセットマネジメントが運用する「NEXT FUNDS」シリーズは、これで合計33本に達します。これにより、同社はより多様な投資商品を提供し、投資家のニーズに応える姿勢を強化しています。「NEXT FUNDS」という名称は「Nomura Exchange Traded FUNDS」の頭文字から取られたもので、新しいファンドのラインナップを展開する意図を表しています。
投資家へのメリット
「NEXT FUNDS東証REIT指数連動型上場投信」は、REIT関連の資産に簡単に投資できる機会を提供することから、広範な投資家層をターゲットとしています。不動産市場へのアクセスが簡便になることで、これまで不動産投資に関心があったけれども一歩を踏み出せていなかった投資家も参加することが期待されます。実際、REITは賃貸収入や不動産の値上がりを狙った投資として注目されています。
結論
野村アセットマネジメントによる新しいREIT連動ETFの登場は、投資の選択肢を拡大し、さまざまな投資家にとって新しい機会を創出します。投資信託法の改正を受けて登場したこの商品は、今後の不動産市場の動向にどう影響を与えるのか、引き続き注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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野村アセットマネジメント株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋1-12-1
- 電話番号
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03-3241-9522