日立、新たな従量課金型データ基盤ソリューションを発表

日立が新たに提供する従量課金型データ基盤サービス

ビジネスのデジタル化が進む中、企業はデータから価値を生み出すためのインフラを必要としています。これに応じて、日立製作所は柔軟で迅速な導入が可能な新しいデータ基盤ソリューションを発表しました。従量課金型サービスにより、企業は初期投資を抑えつつ、効率的にデータを活用できる環境を整えることができます。

新サービスの概要

日立が新たに提供するこのソリューションは、特にコストパフォーマンスに優れた大容量向けキャパシティモデルを採用しています。このモデルにより、ビジネス向けのパブリッククラウドストレージと同等のコストでの運用が可能となります。具体的には、必要に応じてサービスの範囲をカスタマイズすることができ、フルマネージドサービスから、お客さま自身による管理まで幅広い選択肢が用意されています。

導入の迅速性

新しいデータ基盤ソリューションは、構成済みモデルの提供によって、最短1週間での導入を実現しています。この短期間で導入が可能な理由は、日立が長年の経験を元に設計したシステム構成を使用しているからです。企業は必要に応じたモデルを選ぶだけで、自社のニーズにマッチしたデータ環境を素早く整えることができます。

ハイブリッドクラウド環境の実現

さらに、日立が提供するストレージボリュームサービス「on Equinix IBX」との組み合わせも可能です。これにより、企業は安全でシームレスなハイブリッドクラウド環境を構築することができます。このハイブリッドクラウドでは、オンプレミスでのデータ利用とクラウドでのストレージがうまく融合し、両者の利点を最大限に活かすことが可能です。

日立の技術革新

日立の新フラッシュストレージ「VSP E590」と「VSP E790」は、高性能かつ効率的なデータ保管を実現しています。これらの製品は、ミッションクリティカルなシステムから情報系システムまで幅広い要求に応えながら、データ容量を削減しつつ、優れたパフォーマンスを提供します。最新の重複排除技術や圧縮技術を搭載しており、急激な負荷の変化にも安定して対応できるのが特長です。