うつと向き合う勇気を与える一冊
2026年1月22日、精神科医・宮島賢也氏の著書『自分の「うつ」を治した精神科医の方法』が発売される。この本は、7年間の自身の闘病生活を元に、薬に頼らずにうつを克服した経験をまとめた実践書であり、苦しみを抱える人々に向けて希望の光を届ける内容となっている。
著者の宮島氏は、神奈川県出身の精神科医。彼は防衛医科大学校を卒業後、研修医として頑張っていたが、自身のうつに悩まされるようになる。薬を服用し続けても、持病の改善は見られず、次第に「薬ではうつは治らない」と強く感じるようになった。そこで、彼は食生活や考え方、人間関係を見直し、自身の治療法を確立することを決意する。
「考え方」と「食生活」の見直し
本書の中では、著者が実践した「考え方の変革」と「食生活の見直し」について詳しく述べている。特に、うつを克服するためには思考の改善が不可欠であり、過去の苦しみに縛られずに新たな視点を持つことが大切だと語る。彼は「『死にたい』と思ったらどうすればいいか?」といった問いにも真摯に向き合い、具体的な対策を提示している。
また、食生活の重要性にも触れ、自身が実践した「ナチュラル・ハイジーン」に基づく食事療法を紹介している。この療法を通じて、体が心に与える影響を理解し、健康的なライフスタイルにシフトしていくプロセスを解説する。食事の選び方や摂取のタイミングがどれほど心の状態に影響するかを具体的に示している。
つながりの大切さ
さらに、本書では人間関係を見直す大切さにも焦点を当てている。「相手を変えよう」とするのは無益であり、その考えを手放すことで、より良いコミュニケーションが築けると述べる。コミュニケーションの改善を通じて、心の負担がどれほど軽減されるかを実体験をもとに語る。
特に、うつに悩む人だけでなく、その家族や支援者にも手に取ってほしいという思いが込められている。実際、著者は『うつヌケ』の著者、漫画家の田中圭一氏ともつながりがあり、彼も本書が自身に大きな影響を与えたと語る。
おすすめの一冊
『自分の「うつ」を治した精神科医の方法』は、心に悩みを抱える全ての人々に寄り添う内容であり、その実践的なアドバイスは多くの人に希望を与えるだろう。うつの克服は簡単ではないが、著者の歩んだ道を知ることで、多くの気づきを得られること間違いなし。この待望の復刊をぜひ手に取ってみてほしい。
著者宮島氏の独自の視点と豊富な経験が詰まった本書は、心と体を共に回復させる手助けとなるだろう。この一冊を通じて、たくさんの人が心の健康を取り戻せることを期待したい。
発売情報
- - 書名:自分の「うつ」を治した精神科医の方法
- - 編著:宮島賢也
- - 仕様:46判/並製/192ページ
- - 発売日:2026年1月22日
- - 税込定価:1,870円(本体価格1,700円)
- - ISBN:9784309295749
- - 出版社:河出書房新社
この重要なメッセージを受け取ることで、誰もが新たな第一歩を踏み出せるきっかけになることを願っている。