横浜市立みなと総合高等学校でeスポーツ授業開始!
2025年度より、横浜市立みなと総合高等学校で日本初の公立高校におけるeスポーツ授業がスタートします。この授業は、横浜を拠点とするプロeスポーツチーム「VARREL」を運営する株式会社CELLORBと、ソニーマーケティング株式会社の協力によって実施されます。両者は、最新のテクノロジーとノウハウを駆使し、学生たちに本格的なeスポーツ教育を提供します。
ゲーミングギアの寄贈
授業で使用されるゲーミングギアとして、ソニーマーケティングが最新鋭の有機ELゲーミングモニター(INZONE M10S)とワイヤレスノイズキャンセリングヘッドセット(INZONE H9 II)を各5台寄贈します。これらの機器は、来たる令和7年9月20日(土)に開催される「みなと総祭」でのeスポーツ体験会でも活用される予定です。この体験会では、同校のeスポーツ部とプロチームのスタッフが、入場者に楽しくeスポーツの魅力を伝えます。
eスポーツ授業の内容
このeスポーツ授業は、同校の特徴的な教育方針に則り、充実したキャリア教育の一環として実施されます。1単位(35時間)の授業は、3年生を対象に4月から9月の間に行われ、eスポーツを通じて社会の仕組みやキャリア選択について実践的に学ぶことが目的です。授業は、単にゲームを楽しむだけでなく、その周辺の産業や職種、そして卒業後のキャリアに対する理解を深めることに重点を置きます。
授業では、現役のエンターテインメントマーケティング担当者など外部からのゲスト講師も招かれ、実生活に役立つ知識を学ぶ機会が設けられています。さらに、携わる企業のノウハウを活かし、イベントの企画・運営を体験することで、チームワークや主体的な行動を促進します。
横浜市のeスポーツ振興
横浜市では、eスポーツの普及に向けた取り組みが進められています。市営のイベントや地域コミュニティの活性化、国際交流の促進などの観点から、運営の支援や情報発信が行われています。また、近年、eスポーツの人気は日本国内でも高まり、ファン層の拡大や市場の成長が続いています。
まとめ
横浜市立みなと総合高等学校のeスポーツ授業は、国内の公立高校として初の試みであり、この新たな試みが学生の未来にどのように影響を与えるか注目されています。教育の現場でeスポーツを活用し、若い世代に新しいキャリアの道を提供することは、今後の社会においても重要な役割を果たすことでしょう。