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魚と食をつなぐ新たなプロジェクトが始動

2016年7月、神奈川県三浦市を拠点にするスカイファーム株式会社が運営する厳選レストランの料理デリバリーサービス「NEW PORT」が、横浜みなとみらいエリアで新たな企画をスタートさせるというニュースが飛び込んできました。このプロジェクトの目玉は、三陸直送の魚を使った料理教室と、参加できない方のためのランチデリバリーサービスです。

新プロジェクトの背景

この新プロジェクトは、東北を基盤とした「FISHERMAN JAPAN」との協力のもと進められています。「FISHERMAN JAPAN」は水産業の新しい形を提案する団体で、2024年までに三陸に「フィッシャーマン」という新たな職を1000人生み出すことを目指しています。これにより、独自の働き方を模索し、業種間の関係を築くことで水産業に変革をもたらそうとしています。

参加と楽しさを両立する料理教室

本プロジェクトの第1回クラスが7月25日に実施され、参加者は地元の旬の魚---銀鮭に注目が集まります。料理教室では、川崎シェフがデモンストレーション形式で料理のコツを教えてくれるため、自宅で手軽に美味しい料理を楽しむことができます。イベントの流れは明瞭で、受け付けやスライドによる説明から川崎シェフによる料理教室、試食の時間まで、参加者は充実した内容を楽しめることでしょう。最後には質問タイムも設けられ、参加者が気になる点を直接聞ける貴重な機会です。

デリバリーサービスも充実

料理教室が終わった後には、その日のメニューを元にしたお弁当が期間限定でデリバリーされるサービスも用意されています。味わい深い「銀鮭のポワレ」や「黒米とセロリのリゾット」といった料理を、自宅で手軽に楽しむことができます。このデリバリーサービスにより、忙しい日常の中でも特別なお食事を気軽に取り入れることができるようになります。

川崎シェフの魅力

川崎シェフは1982年生まれで、大阪出身。数々のフレンチレストランで修行し、ミシュラン星付きのレストランで腕を磨いてきた実績を誇ります。そのアーティスティックで美しい盛り付けは多くの人々を魅了しており、素材の持ち味を最大限に引き出す料理で定評があります。

地域をつなぐ「みなとみらいごはん部」

このプロジェクトは単なる料理教室に止まりません。横浜・みなとみらいの「ごはん部」と連携し、地域の食材や人々を結ぶ取り組みも行なっています。定期的に開催されるイベントを通して、地域の人々が集まる食のコミュニティを作り、家族や友人と食卓を囲む機会を提供しています。

地下1階に位置するBUKATSUDOで開催されるこの企画は、地域活性化の一環として、多くの人に新たな食文化を広めることを目指しています。参加費も手頃で、誰でも気軽に参加できるのが嬉しいポイントです。

このプロジェクトは、横浜の地に新たな食文化を根付かせるチャンスでもあり、三陸から届けられる新鮮な魚を通して、地域の人々の交流を促進することにもつながります。美味しい料理を学び、地元の食文化を楽しむこの機会、ぜひお見逃しなく！

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