無人営業の新モデル
2025-06-17 16:24:44

増田書店北口店が実現する新たな無人営業モデルの拡張

増田書店北口店が新たに取り入れた無人営業モデル



有限会社増田書店は、2025年6月15日から「増田書店北口店」に無人営業化ソリューション「デジテールストア」を導入することを発表しました。この新たな試みは、従来の有人営業と無人営業を組み合わせたハイブリッド営業モデルとなります。

背景と成功事例


この導入は、株式会社Nebraskaとトーハングループが2023年3月から進めてきた実証実験に基づいており、特に世田谷区の山下書店での成功が評価されています。この実験では、売上の向上と販管費の削減を同時に達成し、24時間営業とキャッシュレスセルフレジの導入が好評を得ています。特に夜間や早朝の購買ニーズにも対応し、店舗の収益改善が見込まれました。

導入店舗の詳細


増田書店北口店は、東京都国立市北1丁目に位置し、JR国立駅北口から徒歩すぐの場所にあります。営業時間は、平日の有人営業が10:00から19:00までで、無人営業は7:00から10:00と19:00から23:00までの運用となります。このような営業時間の設定は、近隣の住民への配慮を反映したものです。

「デジテールストア」とは


「デジテールストア」は『収益性向上』と『顧客体験向上』を目指した高汎用性のDXソリューションです。具体的には、セルフ化や有人営業時間の調整を通じて人件費を最適化し、LINEやQRコードを用いた入店システムを導入。このシステムにより、深夜や早朝も店舗を稼働させながら、収益を安定させる狙いがあります。顧客は、営業時間を問わず簡単に利用でき、購買データを活用したパーソナライズされたマーケティングも展開される予定です。

「デジテールストア」の利用方法


「デジテールストア」の利用はシンプルです。まず店頭にあるQRコードをスキャンし、店舗のLINE公式アカウントを友だち追加。この登録が完了すると、ドアが開き、入店が可能になります。会計は完全セルフで、キャッシュレス決済が利用でき、購入履歴もLINEで確認することができます。

今後の展望


増田書店は、トーハングループと連携しながら出版業界の持続可能な活性化を図り、次世代型書店モデルの創出に向けた取り組みを進めていく計画です。また、無人化の手段を超え、高付加価値な店舗DXソリューションの開発にも注力する方針です。

企業情報



トーハングループ


  • - 代表会社: 株式会社トーハン
  • - 事業内容: 書籍や雑誌、文具などの取次販売および物流業務
  • - 所在地: 東京都新宿区東五軒町6-24
  • - URL: tohan.jp

株式会社Nebraska


  • - 事業内容: 小売店向けのDXソリューション開発・提供
  • - 所在地: 東京都千代田区富士見1丁目3-11
  • - 代表者: 藤本豊、横山卓哉
  • - URL: nebraska-tech.co.jp

このように、増田書店北口店は無人営業化に向けた新しい一歩を踏み出しました。次世代の店舗運営に期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社Nebraska
住所
東京都千代田区富士見1丁目3−11富士見デュープレックスB’s 4F
電話番号

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