未来の景色を創る
2025-08-04 16:39:24

高校生たちが創る未来の景色!2027国際園芸博覧会ガーデン制作が決定

高校生たちが創る未来の景色!



2027年に神奈川県横浜市で開催される「国際園芸博覧会」。この博覧会では、各国が最新の園芸技術や文化を発信し、緑あふれる生活の提案が行われます。日本では37年ぶりとなるこの最上位クラス(A1)の博覧会に向けて、農林水産省と国土交通省は、魅力的な出展の準備を進めています。

今回、特に注目が集まるのは高校生グループが企画・制作するガーデンです。彼らが手がけるテーマは「花とみどりで創る景色」。その制作を通じて、次世代の農業や園芸を担う彼らの視点や想いを、来場者に広く伝えることを目的としています。

高校生たちの情熱



農林水産省が行ったグループ募集には、全国から14校が応募しました。その中から厳正な審査を経て、以下の5校が選ばれました:

1. 北海道音更高等学校 農業倶楽部
オーガニックフラワーガーデン
~有機で山・川・海の豊かさを守る~
- 持続可能な農業の実現を目指す。

2. 千葉県立成田西陵高等学校 チームつむぎの庭にほんあかね組
文化をつむぐガーデン
~地域課題の解決と循環型で育てる草花の新しいかたち~
- 地域課題解決に向けた取り組み。

3. 神奈川県立横浜瀬谷高等学校 未来共創ラボ
横浜・瀬谷フラワーループガーデン
~人が繋がり、地球の未来を共創するガーデン~
- サーキュラーコミュニティガーデンの構想。

4. 三重県立四日市農芸高等学校 みのりのにわ班
優雅な自給自足
~育て・味わい・分かち合う空間創造~
- 環境に優しいガーデンライフを実現。

5. 京都府立桂高等学校 植物クリエイト科園芸ビジネス科
未来へつなぐ!
~古都の絶滅危惧種と環境を肥料で守る~
- 循環肥料の利用研究。

これらのグループは、各テーマに沿った課題研究活動を行い、その成果をもとに実際にガーデンを制作します。特に、次世代の農業者としての強い意志と創造力が求められる中、高校生たちはさまざまな研究を行い、地域との関係性を深めることを目指しています。

今後の活動予定



選ばれた高校生グループは、2027年の博覧会に向けて、今後以下のスケジュールに沿って活動を進めます。
  • - 2023年8月中旬から2024年11月: 課題研究活動を実施し、アドバイザーによる支援も受けます。
  • - 2023年9月: キックオフミーティングを開催し、参加者同士の交流を深めます。
  • - 2024年11月から: ガーデン制作の準備に入ります。
  • - 2024年12月から2025年3月上旬: 政府出展エリアでのガーデン制作を行います。
  • - 2025年3月19日から9月26日まで: ガーデン展示、イベントスペースで成果を発表します。

政府出展エリアには各グループの約25平方メートルのガーデンが制作され、その魅力は多くの来場者を惹きつけることでしょう。このプロジェクトを通じて、高校生たちの情熱と創造性が発揮されることを期待しています。野外での活動を経て、彼らがどのように成長するのか、今から楽しみです。


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