昭和30年代展
2025-01-17 10:05:28

昭和30年代の日常生活を振り返る特別展が開催!変化するライフスタイルとは

昭和30年代を振り返る特別展が開催!



2025年の初春、東京都墨田区に位置するたばこと塩の博物館で、特別展「日常をつくる!企業博物館からみた昭和30年代」が開催されます。この展覧会は、1月18日から3月23日までの間、昭和30年代の生活様式の変遷を150点以上の資料を通して紹介するものです。1965年を前に、戦後の復興の途上にあった日本の庶民の生活が、どのように変わっていったのかを探る貴重な機会となるでしょう。

昭和30年代に見られる暮らしの変化



昭和30年代(1955-64年)は、電化製品の普及や都市生活の広がりが顕著な時期でありました。洗濯や炊飯などの家事が電化製品によって軽減され、人々は効率的な生活を享受するようになったのです。この時期、定期的な休日が設定され、庶民も映画鑑賞やショッピング、外食、旅行といった新たな楽しみを見出すようになりました。日常の中でライフスタイルが大きく進化したこの時代をしっかりと振り返ることができる展示です。

例えば、昭和30年代には塩が量り売りから包装品へと変化していきました。これにより、調味料の購入はさらに便利になり、家庭での料理が日常的に楽しまれるようになりました。また、シャンプーや洗剤などの家庭用品も進化し、主婦たちは家事負担を軽減させるアイテムを取り入れることで、家事と仕事の両立が可能になりました。

労働環境とともに変化した働き方



この展示では、昭和30年代の働き方の変化にも光が当たります。高度経済成長の進展とともに、農業から製造業・サービス業へのシフトが加速し、サラリーマンの数が増えました。大学進学者が増えると同時に、女性の社会進出も進み、クリエイティブな職種に就く女性たちが登場します。これに伴い、通勤のスタイルや働く環境も大きく変化しました。

顕著な例として、郵便物の増加に対する対応策として二口ポストが設置されたり、通勤電車の運行システムが現代化されるなど、国全体のインフラが整備されていったことが挙げられます。さらに、生活全般において、フィルター付きのたばこが登場し、仕事や日常生活における喫煙スタイルも変化していきます。

余暇の楽しみ方が変わってきた時代



昭和30年代後半には、労働基準法の制定により定期的な休日が保障されるようになり、人々はレジャーを楽しむ余裕を持つようになった。旅行や外食、スポーツなど多彩なアクティビティが広まる中、鉄道会社は観光需要に応じて高性能な車両を導入。デラックスな旅行が大衆化し、旅行業界に新たな風を吹き込んでいました。

このように、昭和30年代は、生活様式、働き方、余暇の過ごし方など、さまざまな面で劇的な変化があった時代でした。今回の特別展では、その変化の軌跡を伝える資料が豊富に展示されるため、訪れる人々は当時の雰囲気を感じ取ることができるでしょう。

展覧会の詳細情報



  • - 会期: 2025年1月18日(土)~3月23日(日)
  • - 会場: たばこと塩の博物館 2階特別展示室
  • - 所在地: 東京都墨田区横川1-16-3
  • - 入館料: 大人・大学生: 100円 / 高齢者: 50円 / 中学生以下: 50円
  • - 開館時間: 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
  • - 休館日: 月曜日(2月24日は開館)

ぜひこの機会に昭和30年代の日本の暮らしを体験し、未来へのヒントを見つけてみてはいかがでしょうか。


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