星のや京都、革新を追求した新たな会席料理「真味自在」の登場

星のや京都が贈る新たな会席料理「真味自在」

【星のや京都】は、2024年12月15日より、革新的な会席料理「真味自在」の提供を開始します。この新しい料理は、日本古来の技法と現代の感性が融合したもので、訪れる人々に新たな美食体験を提供します。

京都府嵐山に位置する「星のや京都」は、全室リバービューの旅館で、食の文化が栄えてきたこの地ならではの特色を活かしています。この会席料理は、伝統的な日本料理だけでなく、フランス料理や中華料理の技法や食材を取り入れています。こうした独自のアプローチにより、食材の新たな可能性を引き出し、驚きと発見のある料理を楽しむことができます。料理長には、2024年に就任予定の種本琴乃氏が就任し、伝統的な技術と現代的なセンスを兼ね備えた料理を追求しています。

先附醍醐和え

「先附醍醐和え」は、車海老を使った一品で、フランス料理でよく使われる技法を応用しています。油霜を用いて海老の甘みを引き立て、洋梨と酪を合わせた特製のジュレを添えています。また、土佐酢風味のジュレと砕いた海老の塩によって、さっぱりとした味わいながらも、海老の旨味を堪能できる一品に仕上げています。

椀物福摺流し

次に紹介する「椀物福摺流し」は、ふぐの身、皮、骨、頭を最大限に活用した贅沢な料理です。ふぐを白ワイン、白味噌、昆布出汁などで仕立て、黒オリーブパウダーがアクセントとなり、ふぐの本来の甘みを引き出しています。この料理は、厳選された素材とそれぞれの持ち味の調和を大切にしたものです。

造り藁焼き

「造り藁焼き」は、藁で香りをつけたひっさげを、金山寺味噌と檸檬の皮で作った檸檬塩で味わいます。オレガノやセミドライトマトとの組み合わせが、深みのある味わいに爽やかな香りをプラスし、遊び心を感じさせる一品となっています。

お凌ぎ甲羅寿司

最後に「お凌ぎ甲羅寿司」。プーアル茶で炊いたお米に香箱蟹の内子とほぐし身を混ぜ、紹興酒で酒蒸しにした身と外子を乗せています。この蒸し寿司は、蟹の旨味が凝縮された贅沢な一口です。

星のや京都ダイニングについて

星のや京都では、平安時代の貴族たちがこの地を訪れ、自然の変化を楽しんだのと同じように、現代の人々にも四季折々の美しい景観と共に食事を楽しんでもらえるよう心掛けています。心身に安らぎをもたらす料理は、新たな出逢いや発見をもたらすことでしょう。

「真味自在」は、宿泊者のみが利用可能で、料金は1名24,200円（税込、サ別）から。予約は、公式サイトから前日まで受け付けており、季節によりメニューの変更があることがあるため注意が必要です。京都という地で、食文化の新たな可能性を実感できる「真味自在」を、ぜひ体験してみてください。