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東松島市で始まるNFTを活用した観光体験

2025年8月、日本郵政株式会社と日本郵便株式会社、東松島市及び株式会社東松島観光物産公社は、宮城県東松島市にてNFTを用いた観光体験プロジェクトの実証実験を行います。この取り組みは、地域との関わりを促進し、観光の魅力を高めることを目的としています。

プロジェクトの背景

日本郵政グループは、地域の課題解決に向けた取り組みの一環として、「ローカル共創イニシアティブ」という施策を推進しています。これに基づくNFTプロジェクトは、地方自治体との協力を通じ、新しい観光体験の創出を目指しています。

2025年1月には島根県での試験的な取り組みがすでに行われており、この東松島市での取り組みは第2弾となります。特に、地域の人気イベントである「東松島夏まつり」と「松島基地航空祭」でも、ブルーインパルスをテーマにしたオリジナルフレーム切手を発行するなど、地域の魅力発信を行っています。

新たな観光体験プロジェクトの概要

プロジェクトは、2025年8月1日から9月30日までの間に行われ、市内の観光スポットを巡るスタンプラリー形式のイベントが展開されます。スタンプラリーに参加することで、オリジナルのNFTを取得でき、それを通じた特典や情報提供が行われます。

具体的には、以下の内容が予定されています：

• - 市内の観光名所や商業施設を巡るクエスト型スタンプラリーの実施
• - 二次元コードを読み取ることでNFTを獲得し、地域内で使える特典の付与
• - オリジナルフレーム切手「Blue Impulse 2025」を購入した方には限定NFTの提供

特に、ブルーインパルスデザインのラッピングを施した郵便ポストが設置されたスポットが用意されており、訪問者はその周辺でデジタルスタンプを集めることができます。ミッションをクリアすることで、さらに貴重なNFTが手に入るチャンスもあります。

NFTの取得方法

NFTはアカウントなしで受け取ることができ、QRコードを読み取るだけで簡単に入手できます。この取り組みは、訪れる方々に新しい楽しみ方を提供することを目指しています。

販売されるフレーム切手「Blue Impulse 2025」の詳細

また、2025年8月1日には「Blue Impulse 2025」というオリジナルフレーム切手が販売されます。1シートあたり110円切手が10枚セットとなっており、2900円（税込）で提供される予定です。宮城県内の郵便局で購入できます。

最後に

このプロジェクトは、地域経済の活性化にもつながる重要な試みです。NFTを通じて新たな形の接点を生み出し、観光促進のみならず、地域資源の活用を図るスタイルが今後のトレンドになっていくことでしょう。これからの展開に期待が高まります。詳細については、公式ウェブサイトもぜひご覧ください。

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