ブルーベリー『森のサファイア』
2019-06-27 11:14:28

信州の大粒ブルーベリー『森のサファイア』クラウドファンディング成功の裏側

信州の大粒ブルーベリー『森のサファイア』クラウドファンディング成功の裏側



信州のブルーベリー農園「森の畑」が生産する大粒のノーザン・ハイブッシュ系ブルーベリー『森のサファイア』が、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」を通じて成功を収めました。プロジェクト名は「7年連続モンドセレクション受賞の農家が超大粒のブルーベリー生果実をお届けします!」で、実施期間は2019年5月15日から6月20日までの約1ヶ月間にわたり、目標金額300万円を大きく上回る3,124,000円が集まりました。

この成功には、253名の支援者からの応援があり、特に『森のサファイア』の魅力や品質が評価された結果と言えるでしょう。このプロジェクトは、国内の農業市場において、ブルーベリー生果実をクラウドファンディングで販売する試みとしては初めての大規模な成功事例となりました。

プロジェクトの詳細


プロジェクトの一環として販売された商品には、直径17mm以上の大粒生果実(500g)や、直径20mm以上の特大サイズの生果実が含まれています。また、無糖ジャムなども取り扱われ、特別なリターンとして農園の品質を持ち帰ることができる点が、多くの支持を集めました。

その中で育成された『森のサファイア』は、甘味やジューシーさが特徴で、収穫時の糖度は平均13〜15度と、市場で流通しているブルーベリーの糖度8〜12度と比べると非常に甘いのがポイントです。実際に、農園で生産される果実は500円玉サイズを超える大きさもあり、多くの人々から高く評価されています。

6次産業化の推進


今回のクラウドファンディングの成功は、農業の6次産業化に向けた試みの一環でもあります。生産、加工、販売を兼ねる6次産業農家は、販路の開拓を行う際に多くの困難に直面しますが、クラウドファンディングを活用することで新たな道が開けることを示しています。

「森の畑」では、季節ごとの収穫を見据え、様々な商品開発や販売戦略を模索しています。農民が自らのブランドを確立し、高品質な商品を提供することが可能であることは、今後の農業の在り方を考え直す契機になりそうです。

日本におけるノーザン・ハイブッシュ系ブルーベリーの歴史


ノーザン・ハイブッシュ系ブルーベリーは、戦後にアメリカから持ち込まれた苗から始まり、長野県北部では特に生育が適していることから今でも栽培が行われています。自然環境に恵まれたこの地域は、ブルーベリーの一大産地として知られ、地元農家たちはその栽培技術を高度に磨いています。

まとめ


信州産の大粒ノーザン・ハイブッシュ系ブルーベリー『森のサファイア』は、クラウドファンディングを通じて多くの人々からの支持を集め、農家としての新たな挑戦を示す好例として注目されています。今後も『森のサファイア』の品質や魅力を広める活動が進むことに期待が寄せられています。また、農業の未来を拓くための重要なステップとなるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社 未来農業計画
住所
長野県長野市鶴賀緑町1418
電話番号
026-237-7110

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。