子どもたちの思いが詰まったポップコーン『高知の海香る アオノリポップコーン』
高知県で未来を担う子どもたちが、海の資源「アオノリ」をテーマにした新たな挑戦が始まります。一般社団法人海と日本プロジェクトin高知が2024年夏に開催した「高知アオノリキッズアドベンチャー」で培った学びをもとに、子どもたちが自らの手でデザインしたパッケージのアオノリポップコーンが誕生しました。この商品は、かわいらしいデザインとともに、地元の海を大切に思う子どもたちの要望が込められています。
アオノリポップコーンの販売情報
このユニークなポップコーン『高知の海香る アオノリポップコーン』は、2024年12月15日から高知県土佐市にある高知海洋高校で開催される「魚河岸かいよう2024」イベントにて販売されます。価格は500円(税込)で、完売次第終了となる予定です。
海洋体験学習の重要性
「高知アオノリキッズアドベンチャー」のイベントでは、高知大学の海洋生物研究室が協力し、子どもたちはアオノリを含む海藻の素晴らしさについて学びました。二酸化炭素の増加が地球温暖化の要因として取り上げられる中で、アオノリは光合成を通じてこの二酸化炭素を減少させる役割を果たします。まさに「地球に優しい海のスーパーマン」ともいえる存在です。しかし、近年の温暖化やその他の影響で、高知県の海も変化が見え始めています。
子どもたちのアイデアが形に
今回のポップコーンは、高知大学発のベンチャー企業「海の研究舎」による「スジアオノリ」を使用し、風味豊かに仕上げられています。さらに、有限会社あぜち食品と連携し、子どもたちが描いたイラストがパッケージに採用されることで、彼らの思いが形になっています。
イベント「魚河岸かいよう2024」では、生徒たちが手掛けたマグロの缶詰も注目を集めており、6000個があっという間に売り切れてしまう人気の催しです。225名の海洋高校生たちが、素敵なポップコーンと共にメッセージを持って皆様をお待ちしています。
未来のためのアクション
「美しい海を維持するため、自分たちに何ができるのか」このテーマのもと展開されたイベントを通じた貴重な体験を円滑にせしめた高校生たちの思いもある『高知の海香る アオノリポップコーン』は、1000個限定での販売となります。売上の一部はアオノリの研究公益活動に寄付され、未来の海のために使われる予定です。
このポップコーンをぜひお試しいただき、そして海藻の大切さについて考えてみるきっかけとなれば嬉しいです。子どもたちの思いが詰まった一品を味わいながら、美しい海を未来へつなげる行動を一緒に考えましょう!
団体概要
一般社団法人海と日本プロジェクトin高知では、次世代へ「黒潮の海」を継承することを目的に、地域の海に親しむ活動を推進しています。彼らの活動は、海の恵みを感じる機会を提供し、地元の子どもたちに海の大切さを伝え続けています。