沖縄の自然を感じるスパイスドラム新商品「KOKUTO DE LEQUIO Chura-Umi」

2024年9月4日、沖縄の恵みを詰め込んだ新たなスパイスドラム「KOKUTO DE LEQUIO Chura-Umi Spiced Rum」が登場します。これは、国内外でバーを運営するSG Groupと、沖縄の酒造会社・瑞穂酒造、そして酒類企画販売を行うOneSpiritの共同開発による製品で、初年度は限定1,000本の生産です。

「KOKUTO DE LEQUIO」は、琉球の黒糖を意味し、スペインやポルトガルの航海者によって名づけられたものです。このブランドの目的は、黒糖を通じて沖縄の魅力を世界に広げることにあります。これまでに、沖縄の伝統的な泡盛や黒糖を使ったリキュールが開発されてきましたが、今回は新たに沖縄のボタニカルを組み合わせたスパイスドラムとなっています。

この新商品では、沖縄の海で収穫されたアーサ、ヒレザンショウ、ハマボウフウの三種類の独自のボタニカルが使用されています。アーサは沖縄を代表する海藻で、その風味は海の香りを感じさせ、ヒレザンショウやハマボウフウは伊平屋島に自生する植物です。これらの素材は、沖縄の独特の風味を生かしつつ、廃棄される運命にあった原材料の有効活用を目指すものでもあります。

実際のスパイスドラムの製造過程では、黒糖ラムをベースにし、選び抜かれたボタニカルを浸漬し、蒸溜することで、甘く心地よい風味を生み出しています。特にアーサの磯の香りと、ヒレザンショウのフルーティーでスパイシーな香り、ハマボウフウの根菜のような風味が絶妙に組み合わせられ、個性的な飲みごたえを楽しむことができます。

また、このスパイスドラムは氷や割材を加えることで、さらに風味が変化し、氷が溶けていく過程で新たな味わいが引き出されます。おすすめの飲み方には、塩を少し加えたトニック割、甘みのあるダイキリやピニャコラーダ、さらにはオリーブオイルを使ったカクテルなどがあり、様々なスタイルで楽しむことができます。

この「KOKUTO DE LEQUIO Chura-Umi Spiced Rum」は、沖縄の自然を尊重し、地域産業の支援を行いながら、沖縄の文化と味わいを世界に広めることを目指しています。発売記念イベントも予定されており、那覇の「El Lequio」では、新商品の魅力を引き出す4種のカクテルが楽しめることになっています。

新たな沖縄のスパイスドラムをぜひお試しください。独自の風味と沖縄の恵みを感じられる一杯になることでしょう。