冷凍ストックご飯「あえて、®」が受賞
味の素株式会社が手掛ける冷凍ストックご飯「あえて、®」が、一般社団法人 日本ネーミング協会主催の「日本ネーミング大賞2024」において、審査委員特別賞を受賞しました。この受賞結果は、2023年12月2日に行われた授賞式で発表され、多くのメディアや食に関心を持つ人々から注目を集めています。
日本ネーミング大賞とは
「日本ネーミング大賞」は、2020年から始まったもので、優れたネーミングの質や価値を高め、生活文化の向上に寄与することを目的としています。受賞を通じて、社会におけるネーミングの重要性が広く認識されるよう、様々な優れたネーミングの事例が表彰されます。
「あえて、®」の魅力
「おいしさや栄養に妥協したくない」、そんな多忙な現代人に向けた理想的な食事が「冷凍ストックご飯「あえて、®」」です。この商品は、まぜご飯とおかずが一体となった一食完結型で、自宅の冷凍庫にストックすることで、電子レンジで約6分温めるだけで栄養バランスの取れた美味しい食事を楽しむことができます。
ECサイトでは約40種類のメニューが揃い、サブスクリプション形式で利用可能。冷凍食品の概念を覆す、この手軽さと美味しさが評価され、ネーミングも功を奏したのです。
「あえて、®」のネーミングの意味
「あえて」という言葉は、「意図的に」「積極的に」といったポジティブな側面を持っています。この商品に対する思いとして、便利さだけでなく、消費者が意図的に選ぶ喜びを提供したいという願いが込められています。また、読点「、」を用いることで、一呼吸おける瞬間を表し、忙しいライフスタイルを送る現代人に寄り添うデザインとなっています。
このネーミングに対する評価の中には、『「あえて、」という言葉自体に積極的なイメージがある』『優しい雰囲気を持つ読点の使い方が好印象』といったコメントが寄せられました。これにより、審査員たちの議論が盛り上がり、「あえて、」という名前がどれだけ深く考えられたものであるかが浮き彫りになったのです。
今後の展望
味の素株式会社では、今後も「あえて、®」のラインナップを拡充し、事業を展開していく方針です。“食と健康のソリューションサービス”を目指し、消費者のWell-being向上に努めていくとしています。冷凍食品の活用方法が広がる中、この商品が持つ価値は今後さらに注目されるでしょう。
味の素グループは「Eat Well, Live Well.」をスローガンに掲げ、食文化と健康への取り組みを進めています。その中で、味の素は世界34の国と地域に展開し、約1兆4,392億円の売上高を記録しています。にぎわう食市場において、あらたな価値を提案し続けています。
まとめ
この度の「日本ネーミング大賞2024」特別賞受賞を受けて、「あえて、®」は新たな食の形として、忙しい毎日に寄り添う製品として認知されるでしょう。魅力的なネーミングと異なる視点からのアイデアが、これからの食品業界に新たな風を吹き込むことが期待されています。