新たなクマ対策
2025-11-28 00:17:09

新たなクマ対策『くまアラート』クラウドファンディングで実証実施へ

新たなクマ対策『くまアラート™』発表



千葉県船橋市に本社を構えるForex Robotics株式会社が、2025年11月28日にアーバンベア防衛システム『くまアラート™』の発表を行いました。このシステムは、クマによる事故が増加する中での被害を未然に防ぐために開発されたものです。

背景



直近の統計では、2025年に発生したクマによる死亡事故は11月時点で13件に達し、その半数が市街地での『アーバンベア』による遭遇型事故だったことが明らかになりました。これを受け、同社は代表の髙橋一行さんが前職での経験を元に、事前にクマの存在を察知し初動対応を可能とする『くまアラート™』の開発に着手したのです。

くまアラート™の仕組み



『くまアラート™』は、以下のような動作の仕組みを持っています:

1. カメラデバイスの設置:監視したい場所に設置されたカメラが、内蔵AIを利用してクマを検知。
2. 警告の発信:クマが検知されると、デバイス内の警告灯が点灯し、危険を知らせます。
3. リアルタイム通知:同時に、クラウド上の通知サーバに位置情報を送信。『くまアラート™』スマートフォンアプリを使用している近隣ユーザに対してもリアルタイムで情報が通知されます。

この仕組みにより、周囲の住民は迅速に危険を認識し、初動対応が可能になります。

現在の開発状況とクラウドファンディング



現在、同システムの実証実験が12月に開始予定で、フィールドテストが行われます。正式な販売は2026年4月に予定されています。さらに、被害自治体への導入を目指して、CAMPFIREを通じたクラウドファンディングプロジェクトも立ち上げるといいます。このプロジェクトでは、今年度のクマ被害に遭った自治体に『くまアラート™』デバイスを提供し、1年間の保守を行うパッケージを支援者に届ける予定です。

髙橋さんは「アーバンベア対策には初動対応も含める必要があります。クラウドファンディングを通じて、みなさんと共にこの問題を解決していきたい」と話しています。

まとめ



クマによる被害が全国的に問題視される中、Forex Roboticsが開発した『くまアラート™』は、住民を守るための新たな道具となることでしょう。クラウドファンディングのプロジェクトに参加することで、地域の安全を確保し、事故のリスクを軽減する手助けとなります。詳細は同社の公式サイトやCAMPFIREのページにて確認できます。

Forex Robotics 株式会社 では、今後も先端技術を活用した様々な取り組みを進めていく予定です。


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会社情報

会社名
Forex Robotics株式会社
住所
千葉県船橋市本中山6-8-12-2
電話番号
050-3159-6679

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