物流業界の効率化を加速する新機能「KPI管理」追加のiWMS G5とは

物流業界の進化を支える「iWMS G5」のKPI管理機能

倉庫管理システム「Logistics Station iWMS G5」が新たにKPI管理機能を追加し、業務運営の効率化に寄与することが発表されました。この機能は、在庫の出入荷や検品進捗を数値化し、物流施設内での作業状況を可視化することが目的です。2024年7月24日から提供されるこの機能は、企業のニーズに即した運用を実現し、効率的な物流管理をサポートします。

物流業界のニーズに応える

株式会社フレームワークスは、2001年から「iWMS」を提供しており、すでに900以上の物流施設に導入されています。これまでのKPI管理は、個々の企業のニーズに応じてシステムをカスタマイズする必要があり、多くの場合、大規模な改修や外部ツールとの連携が求められました。そのため、設計や導入にかなりの時間とコストがかかることが問題視されていました。

新機能では、これらの手間を軽減しており、保管効率や作業効率、荷主報告といった基本的なKPIを標準機能として利用できるようになります。これにより、企業は追加の投資や専門的な外部ツールに依存することなく、スムーズにKPIを管理できるのです。

時代に即した物流管理システム

現在、情報化が進む中で、リアルタイムなデータの取得や活用が求められています。「iWMS G5」は、このニーズに応えるべく、次世代のロジスティクスプラットフォームとしての進化を目指しています。フレームワークスは、自社開発の物流センター管理システムを中心に、ITサービスやコンサルティングサービスを提供し、企業の現場業務を支援しています。

今後も、同社は物流業界のさまざまな課題に対応するため、既存システムの機能拡張や新しいサービス提供に努める方針です。企業が持つデータの利活用を進め、業務の効率化を図り続けることで、物流業界全体の発展に寄与していく考えです。