霧島神宮の文化財を触れずに体感！空中散策イベント

2025年7月6日、霧島神宮の豊かな文化と歴史を体験できる特別なイベントが開催されます。このイベントでは、インターマン株式会社が開発した革新的な空中映像システム「空中コンピューター®」を用いて、通常は立ち入ることができない社殿内部を“触れずに”体感することが可能です。霧島神宮は、天孫降臨の神話で知られ、多くの参拝者が訪れる全国屈指のパワースポットです。その魅力が一層深まる体験が提供されます。

1. 貴重な文化財の空中散策

このイベントでは、霧島市教育委員会と株式会社エリジオンが共同開発した3D計測技術を活用し、霧島神宮及び鹿児島神宮の貴重な社殿をデジタルに再現します。来場者は、手を使って映像を上下左右に操作できるため、まるで空中を散策しているかのように、社殿内部を鑑賞できます。これにより、従来では体験できなかった新しい形式での文化財の鑑賞が可能になります。

2. 360°映像での体験

また、霧島神宮の360度映像も提供されます。この映像は、カメラで撮影したものを基にしており、手の動きに合わせて自由な角度から見ることができます。立体的な視点から、神宮の美しさを存分に楽しむことができるでしょう。

空中コンピューター®の特徴

空中コンピューターとは、特別なチューニング技術を駆使したシステムで、明るい環境下でも鮮明な空中映像を映し出します。ゴーグルや特別なコントローラーは要らず、手をかざすだけでリアルなオブジェクトを直感的に操作できるため、参加者は新感覚の体験が楽しめます。これにより、従来の技術とは一線を画すエンターテインメント体験が実現されます。

今後の展望

この技術は、文化財のデジタルアーカイブ利用を含め、観光や教育など、様々な分野での活用が進められる予定です。「触れずに操作する」という新しい体験価値を提供し、今後は文化を身近に感じる機会を創出していきたいと考えています。空中コンピューターは、東京都千代田区の科学技術館での常設展示も行われており、鹿児島本社や東京ショールームでも体験が可能です。