浜田ブリトニーが語るスピリチュアルの真実
近年、スピリチュアルな話題がワイドショーを賑わせ、飲食店などでも占い師を招くイベントが増えています。そんな中、浜田ブリトニーさんが“しくじり先生”として自身の体験を赤裸々に語る回が、3月14日放送のABEMAのバラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』で行われました。
浜田さんは、ホームレスギャル漫画家として著名ですが、彼女がスピリチュアルに足を踏み入れた経緯は、実に衝撃的です。なんと、彼女は約8年にもわたって霊感商法の“沼”にハマり、1500万円を費やしたと告白しました。彼女の経験は、特に最近多くの人々に興味を持たれているスピリチュアルビジネスの裏側を知る貴重な事例とも言えるでしょう。
スピリチュアルにハマった理由
浜田ブリトニーさんは自身の経営していたカフェが軌道に乗りかけた2016年、経営上のトラブルや投資詐欺に遭遇し、精神的にも参ってしまったようです。そんな時に友人からの紹介で訪れた占い師は、彼女の心の不安を巧みに捉え、先入観のない新たな道を示しました。以降、彼女はその占い師にズボズボとはまっていくことになります。
まず、占いによる「当たる」感触に味わったブリトニーさんは、占い師からの優しい言葉を心の拠り所にしてしまいました。「うまくいくよ」と言われたことで、彼女のメンタルは回復し、新たな希望を見出すことができたとのこと。しかし、残念ながらこの希望は次第に彼女の足元を掬うことになります。
高額な自己投資と霊感商法の手口
浜田さんは占い師から「運命のブレスレット」を勧められ、迷うことなく手を出してしまいました。当初は半信半疑だったものの、その場の雰囲気や言葉に乗せられて、約5万円を支払い購入。これが彼女の“スピ沼”への道の一歩となってしまったのです。
さらに、2週間後に占い師のもとを再訪した浜田さんは、「ご先祖様のカルマ」を取り扱うセラピーを受ける羽目に。そこで即決した“波動水”の購入が新たな金銭的負担を増やし、さらには自身の時間もつぎ込むことになるなど、精神的な依存性が強まっていったといいます。
教訓と警鐘
浜田ブリトニーさんが『しくじり先生』で語った教訓は、霊感商法やスピリチュアルな掛け声には要注意ということ。実際、彼女はその手法がどのようにまずいのかをanimatedに解説し、視聴者に警鐘を鳴らしました。「アイテムを買ったら運気が上がる」などの簡単な約束の裏には、多くの落とし穴があります。
番組内では、ブリトニーさんの経験を通じた生徒役アイドルたちの反応も見どころです。特に、アイドルの髙松瞳さんも占いの多面性を語り、若林さんが反応するシーンは、番組の特徴を如実に表しています。
終わりに
このように、浜田ブリトニーさんの体験は単なるエンターテインメントを超え、社会に根付くスピリチュアルビジネスの実態へと視聴者を引き込む内容となっていました。今後も様々な見解を持つ人々の対話が求められる時代に、彼女の告白がどのように影響を及ぼすのか、注目されます。