アルテ ジェネシスとポーランドの交流の歴史
アルテ ジェネシスは、2005年よりポーランドの著名な美容室「Trendy Hair Fashion」とのパートナーシップを結び、両国の民間レベルでの美容を通じた交流を進めてきました。「Trendy Hair Fashion」はポーランドをはじめ、チェコ、スロバキアにおいて60店舗以上を展開しており、この数年来にわたり、撮影やヘアショー、コンテストなどを通じて、友好関係を築いています。
特に、2014年以降は駐日ポーランド大使館の協力を得て、ポーランドで日本学を専攻する大学生に向けたインターンシッププログラム「サマープログラム」を開始しました。これにより、参加者は日本企業や文化について理解する貴重な機会を手にすることができました。コロナ禍での活動停止を経て、2023年からは短期留学プログラムへの移行を決定しました。
短期留学プログラムの内容
新たに設けられた短期留学プログラムでは、期間中にアルテで活躍するポーランドの先輩から指導を受けつつ、学生が自身の卒業論文の研究を進めるためのフィールドワークを行います。昨年、2023年にはワルシャワ大学から2名の学生を受け入れ、2024年にはさらに2名の学生を迎える予定です。ポーランドにおいて人気の高い日本学科に在籍する学生と日本の企業がどのように関わるのか、これからの展望が楽しみです。
去年の実績と今後の展望
過去9年間で、アルテ ジェネシスは数名の留学生を受け入れてきました。例えば、2014年にはワルシャワ大学やニコラウスコペルニクス大学などから3名が参加し、以降毎年数名ずつの優秀な学生が交流に参加しています。今年の短期留学プログラムへの応募者は、すでに特定の条件を満たした学生のみが派遣され、そのためコミュニケーション能力や日本文化への理解の深さが求められています。実際、プログラム終了後には、希望する学生から3名を採用する方針も打ち出しています。
このように、サマープログラムは日本とポーランド双方の文化理解を深める重要な架け橋となっています。
2024年度サマープログラムの詳細
2024年7月20日から8月16日の期間中、今回の短期留学プログラムは、ポーランドで日本学を専攻する大学生2名を対象に実施されます。参加者はそれぞれの研究テーマに基づき、フィールドワークの内容を担当者と密に相談しながら決定する予定です。このプログラムによる交流は、将来的にポーランドと日本の架け橋を担う人材を育成することにもつながっていくでしょう。日本文化と美容業界を通じての国際的なつながりが、今後もますます広がることを期待しています。