アビスパ福岡が取り組むJ1初の消火栓標識設置
サッカークラブアビスパ福岡とネクスウェイブ株式会社が手を組み、福岡市に新たな消火栓標識が設置されました。この取り組みは、サッカーや地域貢献の新しい形として注目を集めています。プロサッカーチームが消火栓の広告を掲出するのは、J1クラブとしては初の試みです。
消火栓標識設置の背景
この消火栓標識設置の背景には、ネクスウェイブが持つ「福岡の建物・街を守り、地域に貢献したい」という強い意志があります。消火栓の位置を身近に感じてもらうことで、福岡市民の防災意識を高め、地域の安全に寄与することを目指しています。バス通りの近くに設置されたこの標識は、地域の風景に怖がりなく溶け込みながらも、万が一の際には「ここに消火栓がある」と市民が認識できるよう、街づくりを進めていく決意が込められています。
TAKE ACTION Month! の一環
今回のプロジェクトは、アビスパ福岡が主導する社会連携プロジェクト「TAKE ACTION Month!」の一環として実施されました。このプロジェクトは、昨年の「TAKE ACTION Week!」を拡大したものであり、環境問題や人権問題など、様々な社会課題に対して参加者が自ら行動することを促進するイベントです。2025年10月の1ヶ月間を通じて開催され、多くの市民が参加した結果、Jリーグが主催する「2025 シャレン!アウォーズ」にてファン・サポーター選考賞が授与されるなど、大きな成果を収めました。
設置の様子
消火栓標識の設置作業は、2025年11月10日の午前11時から行われました。作業員が丁寧に作業を進める中、一般のバス待ち客からの注目も集まりました。片面は白い背景にデザインされており、多くの人々にとって新しい都市のシンボルとなることでしょう。この多くの人が行き交う福岡市中央区での設置は、アビスパ福岡の事務所が過去に存在した渡辺通で行われ、福岡の中心地・天神へと続く通りに再びアビスパ福岡のエンブレムが掲げられました。
まとめ
アビスパ福岡が地域貢献のために行った消火栓標識設置は、地元の人々に対する意識改善だけでなく、福岡の安全な街づくりに寄与しています。今後もアビスパ福岡とネクスウェイブの協力による新しいプロジェクトが続くことが期待されます。地域に密着した活動を通じ、サッカークラブの枠を超えた新たな価値を生み出す一歩として、この取り組みに注目が集まります。