群馬の特産を活かした新商品「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」
群馬県高崎市にある高崎商科大学と、老舗のお菓子メーカー株式会社不二家が手を組むことで、地域ならではの新たなスイーツが誕生しました。その名も「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」です。この商品は、群馬の特産品である「富岡シルク」を使用し、地域の魅力を全国に広める試みとして注目を集めています。
プロジェクトの背景
この共同開発は、2024年5月に始動し、高崎商科大学の学生たちが中心となって進められています。合計47名の学生が参加し、群馬県の観光振興を目指しながら、地元の特産品や企業、農産物に対する理解を深めながら商品開発に取り組んでいます。彼らは、地元資源を活用した地域性のある商品の企画に力を入れ、実際に現地調査を行うなど、積極的に活動を展開してきました。
「富岡シルクミルク」の魅力とは
今回開発された「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」は、富岡で生産される絹の中でも特に希少な「富岡シルク」を食用に活用した新しい商品の形です。富岡シルクの持つ独特の風合いと、富岡製糸場を象徴するデザイン性がふんだんに盛り込まれており、学生たちの情熱とセンスが光っています。このクッキーは、ミルクソフトの風味をベースに、安心して楽しめるスイーツとして仕上げられました。期間限定商品ですので、早めのチェックは必須です。
PRイベントでの盛り上げ
「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」の販売開始を記念して、高崎商科大学が主催する体験型のPRイベントが開催されます。イベント名は「カントリーマアムpresents たべる!めぐる!シルクフェス in 富岡製糸場」で、2025年5月31日(土)に富岡製糸場で行われます。
このイベントでは、地元の老舗菓子店「まゆ菓優 田島屋」とのコラボカフェや、可愛らしいキャラクターたちとの撮影会、さらには「カントリーマアムミニ(富岡シルクミルク)」の無料配布など、さまざまな企画が用意されています。学生たちの若い感性が息づく明るいイベントに、ぜひ多くの方々に足を運んでいただきたいです。
社会連携の強化
今回の共同プロジェクトは、高崎商科大学に新たに設立された社会連携センター(xTUC)によって担われています。このセンターは、震災以降、地域の特色を内外に発信する活動を強化し、社会貢献に寄与することを目的としており、地域・企業・高大連携を促進していく方針です。学生たちは、こうした取り組みを通じて、多様な分野での経験を積むとともに、今後のキャリアに生かしていくことを期待されています。
群馬県高崎市から全国へと発信される「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」は、地域の活性化とともに、食の楽しさを提供する新たなスイーツとして、大きな注目を集めています。詳細や最新情報は不二家の公式ウェブサイトや高崎商科大学のサイトで確認できますので、ぜひ訪問してみてください。