理事長賞の受賞
2024-09-28 17:17:47

大塚製薬特例子会社が令和6年度理事長賞受賞!障がい者の就業支援に注目

大塚製薬の特例子会社であるはーとふる川内が、2024年に行われた独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の理事長賞を受賞しました。この表彰は、障がいのある方々の就業機会創出において特に優れた取り組みを評価するものであり、はーとふる川内の活動が高く評価された結果となります。

はーとふる川内は、2011年に設立されて以来、障がい者の雇用促進に力を入れています。2012年には特例子会社の認定を受け、身体・知的・精神の各障がいを持つ方々にとって働きやすい環境を整備してきました。具体的には、企業在籍型職場適応援助者や産業カウンセラー、精神保健福祉士といった有資格者が上司として在籍し、業務に取り組む従業員を支援しています。

また、年次有給休暇の他に「通院休暇」や「傷病休暇」を設けることで、従業員が安心して勤務できるよう配慮されています。複数担当者を配置する制度もあり、これにより従業員は自分のペースで働ける環境が確保されています。こうした工夫が安定就労につながっています。

さらに、地域社会へも貢献しています。特別支援学校などとの連携を強化し、職場見学会や就業体験の実施を通じて障がい者雇用の啓発活動に力を注いでいます。具体的には、障がい者雇用に興味を持つ企業に対して見学会やセミナーの実施を行い、障がい者雇用の重要性を広めています。

このような取り組みが評価され、はーとふる川内は今回の理事長賞を受賞しました。大塚製薬は、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を経営戦略に据えており、多様な価値観の尊重に努めています。これにより、社員一人一人が個性を発揮できる場を目指し、常に新たなイノベーションを追求しています。

もともと大塚製薬は、多様な社員の活躍を企業の力と捉えており、今回の受賞もその証と言えるでしょう。はーとふる川内で働く障がい者の方々は、オフィスサポートや印刷作業、さらには農業分野でのトマト栽培まで、多岐にわたる業務に従事しています。特にトマトの栽培やその選別作業は、高い品質の製品を提供するための大切な仕事です。

今後もはーとふる川内では、障がい者の就業機会のさらなる拡充に努めていく方針です。その結果、社員一人ひとりがより生き生きと働ける環境が整うことで、企業全体の発展へとつながることを目指しています。大塚製薬とその特例子会社の取り組みから、障がい者雇用の未来に一つの道筋が見えるようです。


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会社情報

会社名
大塚製薬株式会社
住所
港区港南2-16-4
電話番号
03-6717-1400

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