リーダー育成の未来
2021-07-14 10:00:08
リードクリエイトとACESが推進するAI活用の人材アセスメントDXプロジェクトの意義
リードクリエイトとACESの新たな試み
近年の経営環境の変化は、企業にとってリーダー選抜と育成の重要性を再認識させています。これに応じて、リードクリエイトとACESが手を組み、人材アセスメントにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するプロジェクトに着手しました。このプロジェクトは、AIを駆使することで、より効率的かつ客観的なリーダー評価を実現することを目的としています。
DX推進の背景
リードクリエイトは、すでに約10万人のリーダー適性を判定した実績がありますが、これまでのアプローチがアナログ中心であったため、デジタルシフトの必要性が高まっていました。特に、コロナ禍によってリモートワークの普及が進む中、企業は迅速な意思決定と人材評価が求められるようになっています。この環境の変化を受け、リードクリエイトは、従来の研修スタイルに新たなアプローチを取り入れ、AIによるアセスメントの導入を図っています。
DXプロジェクトの概要
このプロジェクトでは、ACESが持つアルゴリズム技術とリードクリエイトの面談演習における評価ノウハウを結集し、評価者の知見を数式化します。具体的には、面談演習の補助ツールにAIを組み込むことで、評価対象者の表情や挙動をリアルタイムで分析し、アセッサーがより的確に評価できる環境を整備します。
たとえば、評価の過程で「顔をしかめて不安をあおる」といった微細な表情変化をAIが検知し、アセッサーにフィードバックを行うことで、評価の質を向上させます。これにより、リーダー候補者の適性をより客観的に評価し、育成へつなげることができるのです。
今後の展望
リードクリエイトとACESは、このプロジェクトを通じて人材アセスメントの新たなスタンダードを築くことを目指しています。リードクリエイトは、「リーダーとしての成長」を評価の本質的な目的と捉えており、ACESの技術を用いることで、アセッサーにとっての情報源を多角的に提供できることに期待しています。
ACESにとっても、このプロジェクトは人事評価に可能性を広げる重要な取り組みです。人事領域におけるデジタル化は急務であり、両社の共同作業によって、企業としての競争力向上につながることが見込まれます。
さらなる可能性
評価技術の進化は、従来型のアプローチから脱却し、データ主導の意思決定へと移行する一歩です。リードクリエイトとACESは、このDXプロジェクトを通して、企業の組織人材活用を最適化し、未来のリーダー像を提示する一助とするでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社リードクリエイト
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷3-5-16渋谷三丁目スクエアビル5F
- 電話番号
-
03-5766-1905