マネーフォワードがAIリーガルテック協会に加入
株式会社マネーフォワードは、法律関連業務におけるテクノロジーの活用を進める一般社団法人AIリーガルテック協会に新たに加入したことを発表しました。この動きは、法務部門の業務効率化を図ると同時に、リーガルテックサービスの発展と普及に寄与することを目指しています。
AIリーガルテック協会は、AIやその他の先進技術を用いて、法律業務の健全な発展を推進している団体です。マネーフォワードは、この協会を通じて、さらなるテクノロジー革新を推進し、より質の高いサービスを顧客に提供していく意向です。
契約管理を簡素化するプラットフォーム
同社は、2021年から提供している契約書管理および電子契約サービス『マネーフォワード クラウド契約』に力を入れており、このプラットフォーム上で、契約業務を一元化しています。法律相談の受付から契約書作成、審査、承認、さらには締結や文書の保管まで、一貫して対応可能な体制が整っています。これにより、法務部門にかかるコストや手間を大幅に削減し、企業全体の業務効率向上を目指しています。
さらに、2024年6月には最新のAIモデル「GPT-4o」を実装した機能を提供予定で、AIを活用した効率化がさらに進む見込みです。2025年3月にはAI-OCRによる一括アップロード機能も加わり、契約データの処理がさらにスムーズになります。
新リース会計基準に対応するAI機能
直近では、新たなリース会計基準の適用に向けた「AIリース判定機能」の導入も発表しました。この機能は、契約内容と基準を自動で照合し、適用対象となるリース契約を迅速に判定する役割を果たします。これにより、企業は法令遵守を徹底しつつ、業務の負担を軽減できるでしょう。
メンバーシップを通じた成長
AIリーガルテック協会への加入は、マネーフォワードにとって新たなスタート地点を意味します。リーガルテックの動向に敏感に反応し、技術革新を追求することで、ユーザー体験を向上させることを目指します。テクノロジーの進化によって得られるメリットを最大化し、質の高いサービスを提供することで、顧客満足度の向上にも努めていく考えです。
まとめ
AIリーガルテック協会との提携を通じて、マネーフォワードはこれまでの経験を活かし、新しい技術革新を法律業務にもたらそうとしています。この取り組みは、企業だけでなく法曹界全体にプラスの影響を及ぼすことが期待されます。今後もマネーフォワードから目が離せません。詳細は公式サイトを訪れてご確認ください。
マネーフォワード クラウド契約
AIリーガルテック協会