先端技術を活用したメンタルヘルスサービスが進化中！

経済産業省が支援するメンタルヘルスサービス

株式会社トータルブレインケア（本社：兵庫県神戸市、代表取締役社長：河越眞介）は、経済産業省の令和6年度補正「先端技術活用メンタルヘルスサービス開発支援事業費補助金」に採択され、AIやバイオテクノロジーを活用した革新的なサービス開発に取り組むことを発表しました。この補助事業は、特にメンタルヘルスの課題を抱える方々の生活の質（QOL）向上や社会への参加を促進することを目的としている点が特徴です。

CogEvoを活用した研究成果

トータルブレインケアは、東京大学大学院医学系研究科と共同で進めてきた「デジタルメンタルヘルス講座」を通じて、認知機能チェックツール「脳体力トレーナーCogEvo」を用いた研究を行ってきました。この研究では、株式会社日本旅行の約2,000名の従業員の協力を得て、CogEvoによって測定された認知機能（特に注意力・計画力・空間認識力）が、メンタルヘルスの状態や業務効率、ワーク・エンゲージメントといった重要な指標と有意に関連していることが確認されました。

このような科学的なエビデンスに基づき、トータルブレインケアは今後、認知機能とメンタルヘルスの変化を可視化し、自己チェックやケアを実現する次世代の支援サービスの開発に努める予定です。

中小企業と連携したサービス提供

この補助事業には、他の採択事業者のサービスを導入する中小企業が対象となり、導入補助が受けられる仕組みがあります。メンタルヘルスに関する企業向けの実証事業に興味がある方は、ぜひ公式サイトを訪れてみてください。

脳体力トレーナーCogEvoの紹介

「脳体力トレーナーCogEvo」は、14種類のゲームを通じて、認知機能の5つの側面（空間認識力、見当識、記憶力、計画力、注意力）を評価します。ゲーム感覚で楽しみながら測定でき、その過程で得られる自己達成感や他者からのフィードバックも大きな魅力です。すでに、企業や自治体、医療機関、介護施設など、約1400件の導入実績を持ち、広範囲なニーズに応えています。