ハロウィンPD仮装ウォーク
2023-11-10 08:30:01
日本初!ハロウィンPD仮装ウォークでパーキンソン病啓発イベントが大成功!
日本初!ハロウィン仮装ウォークでパーキンソン病啓発イベントが大成功
2023年10月22日(日)、神戸市北区しあわせの村にて、日本で初めてのパーキンソン病啓発イベント「第一回ハロウィンPD仮装ウォーク」が開催されました。心配された参加者数も、事前申し込み214名、当日約200名と盛況のうちに幕を閉じ、参加者からは笑顔があふれる素晴らしい一日となりました。
多様な参加者と充実したプログラム
イベントには、全国21都府県から、そしてなんとオーストラリアからも参加者が集まりました。年齢層も幅広く、子供連れの家族から高齢者まで、パーキンソン病の当事者とその家族、一般参加者とが一緒に楽しめるプログラムが用意されました。
ウォークイベントは、1.5kmコースと自由に歩けるショートコースの2種類を用意。コース上では、学生扮するお化けたちによるクイズやゲームが参加者たちを待ち受け、ウォーキングをさらに楽しく盛り上げました。クイズはパーキンソン病に関する啓発問題も含まれており、楽しみながら病気への理解を深める工夫が凝らされていました。
仮装の多様性と地域への波及効果
参加者たちは、パンダや恐竜などの着ぐるみから、個性的で工夫を凝らした仮装で参加。その賑やかな様子は、しあわせの村を訪れた一般の人々の目を引きつけ、配布されたパーキンソン病早期受診啓発チラシは、用意した分がすべてなくなるほどの人気ぶりでした。
午後の部:共に学び、共に支え合う
午後は、「共に学ぼう」をテーマに、パーキンソン病に関する様々なブースが設置されました。若年層の当事者による交流会「どない屋」、オーダーメイドストレッチ、鍼灸体験、HAL(ロボットスーツ)体験など、参加者たちは積極的に情報交換や体験を行い、活気に満ち溢れていました。
特に注目を集めたのは、若年層当事者主導の「どない屋」。同じ悩みを持つ者同士の共感や情報共有の場として、イベント後も継続的な交流が生まれています。また、家族が中心となって企画した公的サポート紹介コーナーでは、「知らなかったサービスがある」といった声が多数聞かれ、参加者にとって有益な情報提供となりました。
ボランティアの支え
イベントの成功には、約60名にも及ぶボランティアの貢献が不可欠でした。看護師、理学療法士、作業療法士といった医療従事者や、大学生、そしてパーキンソン病当事者の家族など、様々な人々がサポートに携わりました。参加者からは、「安心して楽しめる」という声が聞かれ、ボランティアの温かいサポートがイベントの成功に大きく寄与したことがわかります。
未来への展望
アンケート結果では、参加者のほとんどがイベントを「楽しかった」「パーキンソン病について知る機会になった」「また参加したい」と回答。イベントの意義や今後の継続への期待の高さが伺えます。「教科書では学べないことを学べた」といったコメントもあったことから、このイベントが、パーキンソン病への理解促進に大きく貢献したと言えるでしょう。
来年以降もこのイベントが開催されることを期待し、より多くの人々がパーキンソン病について理解を深め、共に歩んでいける社会の実現を願っています。
会社情報
- 会社名
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特定非営利活動法人コントロールPD
- 住所
- 兵庫県神戸市北区鈴蘭台北町4-1-20-105
- 電話番号
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