SDGsを活用した新ツール
2021-03-26 10:00:18

SDGsを活用したコミュニティのつながりを生む新ツール誕生

課題解決を促進する新たな取り組み



山のように存在する地域の課題を自らの力で解決したいと考える人々を支援する「Design Jimoto」が、最新の取り組みとして「未来ビジョンワークシート with SDGs」を導入しました。このワークシートは、個人やチームが短時間で効果的にアイデアを出し合える手法を提供し、社会的課題解決に向けた具体的なアクションを生み出します。

Design Jimotoとは?



「Design Jimoto」は、日本各地の課題に対してデザインの視点からアプローチするソーシャルデザインプログラムです。2016年から活動を開始し、全国の企業や自治体、個人と連携しながらいくつものワークショップイベントを開催し、参加者同士が課題を「自分ごと」として捉える場を設けています。また、最近ではオンラインコミュニティの運営にも力を入れています。

未来ビジョンワークシートの価値



約5年にわたる活動で、多くの参加者からの要望を受け、様々なコミュニティが短期間で行える傾向のワークショップが求められてきました。このニーズに応える形で、Design Jimotoは「未来ビジョンワークシート」を開発。特に、SDGsを共通の言語とすることで、参加者が持つ課題意識を集約し、未来に向けた具体的な改善目標を見つけ出せるようになっています。

具体的な活用法は、個人またはチームが60分程度で意見を交わし、課題の深堀りや解決策のアイデア出しを行うというものです。これは単に意見を出すだけでなく、対話を通じて新しい視点を発見し、自然な楽しさを持ちながら進められます。

ワークシートの実践例



1. 環境意識の醸成



例として、「ハッピーアースデイ大阪」では、環境問題に関する学生団体が月に一度の会合でワークシートを活用。このプロセスを通じて、メンバー全員が感じる環境問題を共有し、深い議論を勧めることができました。各自が初めに持っていた広範な問題意識が集約されることで、環境問題を新たに捉え直す良い機会となりました。

2. 創造的交流の促進



また「議論メシ」といったコミュニティでは、参加者が日常的に抱えている課題意識を基に意見を自由に交換し合うワークショップを実施。この取り組みにより多様な視点から生み出されたアイデアは、問題解決のための新しいアプローチを生み出すきっかけとなっています。

認定証とコミュニティの構築



Design Jimotoではワークシートの利用者に対し、活用後に感想を報告することでデジタル認定証を取得できる制度を導入。これにより、個々の取り組みが評価され、さらなるモチベーションを引き出すことにも寄与しています。また、継続的にコミュニティを活性化するために、新しい仲間を募集中です。

まとめ



「Design Jimoto 未来ビジョンワークシート with SDGs」は、日本の社会課題解決を願うすべての人々に手を差し伸べます。初心者でもスムーズに使えるこのツールは、既に取り組んできた人々にとっては新しいアイデアや視点を得るための貴重な資源となることでしょう。あなたもぜひ、課題解決の一歩を踏み出してみませんか?

会社情報

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Design Jimoto
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