DX時代のセキュリティ対策を表彰!「日本セキュリティ大賞」が開催される
一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会セキュリティ部会は、2024年7月10日から8月31日にかけて、「日本セキュリティ大賞」の応募を受け付けている。本コンテストは、ランサムウェアや情報漏えいなど、増加するサイバー攻撃に対して革新的なセキュリティ対策や優れた人材育成を実践している組織・個人のベストプラクティスを表彰し、広く共有することを目的としている。
近年、企業を取り巻くサイバー脅威は深刻化しており、DX推進企業にとってセキュリティ対策は喫緊の課題となっている。本コンテストは、こうした状況下で、優れたセキュリティ対策や人材育成の事例を発掘・共有することで、日本のセキュリティレベル向上に貢献することを目指している。
表彰部門と審査基準
「日本セキュリティ大賞」は、以下の3部門で表彰を行う。
1. セキュリティ対策・運用部門(民間企業/行政機関)
セキュリティ対策へのコミットメントと体制整備に組織的に取り組み、ステークホルダーや地域住民に対するサービス向上に貢献した事例を表彰する。
- セキュリティポリシーの策定と公開、ステークホルダーとの信頼維持
- セキュリティガバナンス、人材育成、インシデント対応力
- 適切なセキュリティ対策の実装、脆弱性診断、外部専門家との連携
2. セキュリティ人材育成部門
セキュリティ人材の育成と組織全体のセキュリティ意識向上に貢献する取り組みを表彰する。
- 経営層のコミットメント、従業員の意識向上施策、トレーニング機会の提供(民間企業/行政機関)
- セキュリティカリキュラムの整備、教員のセキュリティスキルの強化・充実と育成、学生の意識向上施策(教育機関)
3. セキュリティ運用支援部門
他組織のセキュリティ強化に資する優れた支援事例を表彰する。
- 支援の質と受容性
- 顧客のセキュリティ水準向上の実績
- 支援事例の他社への展開可能性
応募から表彰までの流れ
1.
応募期間: 2024年7月10日〜8月31日
- 専用のフォームより、自薦・他薦を問わず応募可能。
2.
審査結果連絡: 2024年9月下旬
- 書面審査の結果を応募者に個別連絡。
3.
結果発表・表彰式: JAPAN Security Summit 2024にて表彰式を実施(10/22~11/10のうち1日)
- JAPAN Security Summit 2024は、産官学連携によるオンライン形式のセキュリティ総合シンポジウム。今年で6回目の開催となる。
- 表彰式はリアル会場で開催され、ネットワーキング交流会も予定されている。
- 受賞事例記事は、セキュリティ専門オンラインメディアJAPAN Security Summit Updateに掲載される。
まとめ
「日本セキュリティ大賞」は、DX時代のセキュリティ対策の重要性を再認識させ、日本のセキュリティレベル向上に貢献する取り組みである。セキュリティ対策に積極的に取り組む組織・個人は、ぜひ応募を検討してみてほしい。
詳細および応募方法は公式ウェブサイトをご覧ください。
- - 日本セキュリティ大賞: https://security-awards.jp/