新技術「GaNEXUS」発表
2026-06-12 13:28:23

オンセミ新発表、高効率窒化ガリウムパワーポートフォリオ「GaNEXUS」

オンセミが発表した新技術「GaNEXUS」



11月、オンセミが新しい窒化ガリウム(GaN)パワーポートフォリオ「GaNEXUS™」を発表しました。この新技術は、AIデータセンター、産業オートメーション、ロボティクス、エネルギーインフラなど様々な高需要アプリケーションに最適化されています。GaNEXUSは、高効率、高電力密度、そして優れた熱性能を実現し、次世代の電源アーキテクチャを支える重要なソリューションとなります。

GaNEXUSの概要



オンセミのGaNEXUSパワーポートフォリオは、40Vから650Vの電圧範囲にわたるGaNEXUS FETと、保護機能を内蔵した650V GaNEXUS Smart GaN FETを含んでいます。これにより、システム統合が簡素化され、信頼性が向上します。特に、AIデータセンターにおける電力供給、電動化、ロボティクス、産業オートメーション、エネルギーシステムなどでのニーズに応えることに重点を置いています。

ニーズに応える高効率なソリューション



現在、多くのエンドマーケットでは、効率的でコンパクトな電源アーキテクチャが求められています。特に、AIデータセンターでは、2030年までにその電力消費が米国の総発電量の最大9%を占めると予測されています。この背景から、設計者はエネルギー消費や熱管理、システムサイズの課題に直面しています。

GaNEXUSは、従来のシリコンベースのソリューションに比べて、より高速なスイッチング速度、低いスイッチング損失、高電力密度、および優れた熱性能を提供します。これにより、顧客は冷却システムをより小型化しつつ、全体的なシステムの効率を向上させ、コスト削減を実現することができるのです。

クラウドやエネルギー管理に対応した能力



GaNEXUSはオンセミが展開するインテリジェントパワーポートフォリオの一部として、多様なアプリケーションへの柔軟な対応が可能です。特に、センシング、制御、保護、電力管理を統合したオンセミのTreoプラットフォームと組み合わせることで、よりスマートで信頼性の高いシステムを提供します。これにより設計の簡素化が進み、開発と認定プロセスが迅速化され、全体的な性能の最適化が図られます。

GaNEXUSの性能向上



AIサーバ用の中間バスコンバータや、モーター駆動システムなどでの応用により、GaNEXUSは以下のような効果を発揮します:
  • - 磁気部品の小型化:30〜60%のサイズダウン
  • - 電力密度の向上:1.5〜2倍
  • - 効率改善:0.5〜2%
  • - スイッチング損失の低減:熱特性の安定性を強化

さらに、高電圧アプリケーションにおいても、GaNEXUSは高周波AC-DC変換で磁気部品のサイズを最大60%減少させ、電力密度を1.5〜2倍に引き上げることを可能にします。

今後の展望



オンセミにおけるGaNディビジョン担当バイスプレジデント、アントワーヌ・ジャラベール氏は、「GaNEXUSポートフォリオは、電源システム設計における新たなアーキテクチャの実現を促進します。顧客のニーズに応じた高い柔軟性を提供し、従来のアーキテクチャの制約を克服します」と述べています。

このように、GaNEXUSはデジタル化や電動化が進む現代のニーズに応える強力なツールとなることでしょう。今後、ますます多くの応用が期待されます。


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会社情報

会社名
オン・セミコンダクター株式会社
住所
東京都品川区大崎2-1-1ThinkParkTower 6階
電話番号
03-6880-1777

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