2024年のジェンダーの変化
2025-03-06 12:50:30

国際女性デーを迎えた2024年、家事と管理職に見るジェンダーの進展

3月8日の国際女性デーを祝う中、ピクスタ株式会社が最新の調査結果を発表しました。家庭やビジネスにおけるジェンダーギャップの変化を、2014年と2024年の写真データを比較することで顕在化させたのです。

家事のイメージの変化


調査によれば、家事をするイメージにおいて、女性だけが写る写真は大幅に減少しました。2014年の70点から2024年には40点にまで減少し、実に43%も減少したのです。その一方で、男女が共に家事に取り組むイメージの写真は、2014年の3点から2024年には12点に増加。これは4倍という驚異的な増加率です。

特に興味深いのは、男性が単独で家事をしている写真は、今回の100点のランキングには一切含まれていなかったことです。これにより、男性の家事は「協力」の領域にとどまっており、まだまだ主体にはなり得ていないことが浮き彫りになりました。また、男女が共に家事をするイメージの中には、料理や育児における分担を示す写真も見受けられ、「男女共同の家事イメージ」が徐々に浸透していることがデータから伺えます。

管理職における女性の進出


さらに、管理職に関するイメージでも顕著な変化が見られました。女性管理職のイメージは、2014年には7点だったものが2024年には21点に増加。これにより女性管理職のイメージはなんと3倍に跳ね上がったことが明らかになりました。

ただし、男性の管理職イメージは依然として強く、2024年の男性のみの管理職写真は52点となっています。これは女性の約2.2倍に相当します。このため、管理職の職位には依然として「男性」という意識が根強いことが伺えます。しかし、男女混合のビジネスシーンでは、構図や被写体の年齢差からくるバイアスも薄れ、よりフラットな関係性が見えてきているのです。

特に2024年の管理職イメージは、女性が活き活きと振る舞う姿が強調されており、かつてのネガティブなイメージとは一線を画しています。今や具体的な仕事内容や信頼感を醸し出す表情が求められており、女性のビジネスシーンにおける進展がさまざまな側面で確認されました。

まとめ


PIXTAは、時代の変化や男女の役割に対する意識の進化を敏感に捉え、それを反映した素材を提供する責任を感じています。今後もこのような多様な価値観を誰もが簡単に視覚的に体感できるよう、より良い素材を提供し、社会の認識を更新する手助けをしていきたいと考えています。

PIXTAでは、特定の画像が見つからない場合、法人向けのカスタマイズ撮影サービスも展開しており、企業のニーズにも迅速に応えていきます。私たちのビジュアル素材が、より多様な価値観を反映し、社会に貢献できることを願っています。


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会社情報

会社名
ピクスタ株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷2丁目21−1渋谷ヒカリエ 33階 JustCo Shibuya Hikarie
電話番号
03-5774-2692

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