ストラタシス製3Dプリンター向け治具設計ソフトの取り扱い開始
丸紅情報システムズ株式会社(MSYS)は、ストラタシス社製の3Dプリンター向け管理・運用ソフトウェア「GrabCAD Print Pro」に新たに治具設計自動化ソフトウェア「fixturemate」の取り扱いを開始しました。この新しいソフトウェアは、3Dプリントのプロセスをより効率化することを目指して設計されています。
fixturemateの特長
fixturemateは、trinckle 3D GmbHが開発したソフトウェアで、ユーザーが部品データを読み込むだけで治具の形状を自動的に生成する機能を持ちます。支持面を指定するだけで、複雑な設計を行わずとも短期間で治具設計を完了可能です。これにより、従来手間がかかっていた3DCADの使用を減少させ、スムーズに3Dプリントプロセスに移行することが可能になります。
ストラタシスとの提携
今回の取り扱い開始には、trinckleとストラタシスの提携によるソフトウェアの統合が貢献しています。ストラタシスの3Dプリンターは、無償で提供される「GrabCAD Print」を基本に、さらに機能を拡張した有償版「GrabCAD Print Pro」が存在します。fixturemateはこの有償版に組み込まれており、既存のGrabCAD Print Proユーザーは追加費用なしで新機能を利用できます。
30年以上の信頼と実績
MSYSは1992年以来、ストラタシスの正規販売代理店として多くの製品を取り扱ってきました。3Dプリンター本体の販売に加え、造形サービスやレンタルサービスも提供し、顧客の多様なニーズに応えるため試作品の造形や治具用途への3Dプリンターの活用方法を提案しています。
ストラタシス社の技術
ストラタシスは3Dプリンティング技術の分野で世界的に評価され、様々な産業領域での製品開発に寄与してきました。FDM、PolyJet、SLA、P3、SAFという5つの方式の3Dプリンターを展開しており、航空宇宙、車載、ヘルスケア分野でも広く利用されています。詳細な情報は、
こちらのウェブサイトで確認できます。
まとめ
丸紅情報システムズの新たな治具設計自動化ソフト「fixturemate」の取り扱い開始は、ストラタシスの3Dプリンターを利用するユーザーにとって、大きな効率化をもたらすと言えるでしょう。業界のニーズに応じて、今後も技術の進展に伴うサービスの向上が期待されます。詳細やお問い合わせは、MSYSの公式サイトまたは営業部門にてご確認ください。