人気ベーカリーFC『BAKERIES LAB.』が台湾に進出
全国に幅広い種類のパンを展開しているベーカリーFC『BAKERIES LAB.』が、2024年11月1日に台湾に初出店することが発表されました。この進出は、企業の成長戦略に基づいた重要な一歩であり、今後の展開にも注目が集まります。
台湾出店の背景
『BAKERIES LAB.』を運営する株式会社T.O LABは、台湾において、希牛食研所とのパートナーシップ契約を結び、実現に向けた準備を進めています。実際には、台湾での初進出は6月に行われた「鉄道祭弁当祭り」で、成功を収めたことが今後の出店計画につながることになりました。これにより、台湾市場での存在感を高め、さらなる拡大を目指しています。
台湾のベーカリー市場
近年、台湾のベーカリー産業は急成長を遂げており、今や約6,000件もの店舗が存在するとされています。市場規模も年間1,000億ドルを超え、多くの企業が参入する魅力的な環境となっています。このような市場で、日本発の総合ベーカリー『BAKERIES LAB.』が成功する可能性は非常に高いと考えられます。
『BAKERIES LAB.』の魅力
『BAKERIES LAB.』は、独自のビジネスモデルを基にしており、未経験の人でも参入しやすいフランチャイズ体系を整えています。創業者の徳村哲弘氏は、経営理念に「おいしさの喜び」を掲げ、国や文化に関係なく、人々に美味しいパンを届けることを使命としています。
特に注目すべきは、看板商品である「メロンパン」です。ザクザクのクッキー生地とふわふわのパン生地が絶妙なバランスを保っており、一度食べたらやみつきになる美味しさが魅力です。また、他にも「メロンパンラスク」や「アップルパイ」など、バリエーション豊かに揃えており、これらの商品はどれも専門店に匹敵するクオリティを誇ります。
経営戦略の独自性
『BAKERIES LAB.』の成功要因は、美味しいパンだけでなく、しっかりとした経営戦略にもあります。製品の品質を最優先にする一方で、加盟店の利益も重視し、パートナー選びには厳格な基準を設けています。このため、加盟店が成功しやすい環境が整っており、都心部や郊外を問わず行列のできる人気店が生まれています。
さらに、一般募集を行わず、口コミのみで広がってきた『BAKERIES LAB.』は、全国各地から出店希望の問い合わせが寄せられており、その需要の高さが伺えます。
今後の期待
日本国内外での活躍を続ける『BAKERIES LAB.』ですが、台湾進出を皮切りに、次なる挑戦がどのような形で展開されるのかが楽しみです。美味しさを追求し、国境を越えて人々に「おいしさの喜び」を提供していく取り組みは、今後も続くことでしょう。
ベーカリー業界に新たな風を吹き込む『BAKERIES LAB.』の動向から目が離せません。