株式会社かんざしが新たなAI機能を宿泊業界に
東京千代田区に本社を置く
株式会社かんざしは、宿泊業界向けのプラン一括管理ツール「かんざしクラウド」に新機能「プランAI工房」を2025年10月28日から正式に導入することを発表しました。この機能は、AIを活用して宿泊プランの作成を手助けし、業務の効率化を図るものです。
プラン作成の手間を大幅に軽減
「かんざしクラウド」は、宿泊施設が複数の予約サイトに対して一括でプランを作成できるサービスを提供しています。2014年のサービス開始以来、宿泊施設の作業負担を飛躍的に軽減し、時には1/50まで減少させることができると好評を得ています。このたびの新機能「プランAI工房」は、従来の手作業によるプラン作成をAIが強力にサポートします。
新機能では、担当者が必要なプランの要素を選択するだけで、AIが自動的にプランタイトルや本文を生成してくれます。これにより、専門知識や特別なスキルがなくても、誰でも簡単に魅力的なプランを作成することが可能になります。
誰でも高品質なプランが作れる
「プランAI工房」の特筆すべき点は、特定のスタッフの経験や感覚に依存せず、システムの利用によって誰もが一定以上の品質のプランを考案できるようになることです。この属人化の解消により、多様な人材がプラン作成に関与でき、さらなるアイデアの創出に繋がります。さらに、過去のプランを参考にして新たに作り直すことも簡単で、より高品質なプランを生み出す基盤を提供します。
宿泊施設の新たな魅力を引き出す
「プランAI工房」は、宿泊施設の魅力を自動で文章化するためのロジックも搭載しています。これにより、日常的に見落とされがちな施設の強みや訴求ポイントを強調したプランを作成できます。宿泊施設の担当者は、AIが提案する多彩な表現や新しいアイデアに気付くことができ、「この表現も使える」といった新たな気付きが得られるでしょう。
既存のかんざしクラウド契約者にとっては、追加料金や申し込みなしですぐにこの機能を利用することが可能です。これまでの作業を大幅に効率化し、新たな可能性を開かれるかんざしクラウドの新機能をぜひ活用していただきたいです。
サポートと今後の展望
株式会社かんざしは、お客様の声に寄り添い、今後も課題解決に向けたサービスの開発を続けていく方針です。宿泊業界が抱えるさまざまな課題に対し、この新機能がどのように貢献していくのか、期待が集まっています。
このような革新的なサービスは、国内外の観光業界全体に影響を与えることになるでしょう。今後、かんざしの取り組みにぜひ注目してください。