モスバーガーがプラントベース食品認証を取得した新商品とは

モスバーガー新商品「グリーンバーガー＜テリヤキ＞」

株式会社モスフードサービスが展開する人気ファストフードチェーン、モスバーガーでは、毎年進化を続けた新商品が話題になります。最近、彼らは特に注目すべき新商品を発表しました。これが、「グリーンバーガー＜テリヤキ＞」であり、この商品は一般社団法人Plant Based Lifestyle Lab（P-LAB）のプラントベース食品認証を取得しました。これにより、モスバーガーは新しい時代の食の選択肢を提案しています。

プラントベース食品認証制度とは

プラントベース食品認証制度は、日本における植物由来の食品を選ぶ指標としての役割を持つものです。2025年3月から実施されるこの制度は、動物性原料を排除することを目的としません。むしろ、植物性素材を中心とした食生活を推進するものです。今までは導入されていなかった信用基準が設けられ、製造過程や原材料について第三者による審査を受けることで、より透明性の高い食の選択肢を消費者に提供しています。

「グリーンバーガー＜テリヤキ＞」の特徴

「グリーンバーガー＜テリヤキ＞」は、動物由来の食材を使用せずに、野菜と穀物を贅沢に使用したハンバーガーです。これにより、健康志向の高い消費者にも対応しつつ、環境にも配慮されたメニューとなっています。主要原材料には、肉や魚、卵、乳製品が含まれておらず、さらに仏教において臭いの強い5種類の野菜「五葷（ごくん）」も避けられています。

この商品は、ソイパティをグリーンリーフ、トマト、細切りレタスと共に、特製バンズで挟んだ一品です。バンズには豆乳クリームが加えられており、しっとりとした食感が特徴です。ほうれん草パウダーが練りこまれているため、軽やかな野菜の甘みも楽しめます。更に、別添えの「パキッテ」を使うことで、好みに応じてグリーンテリマヨソースの分量を調整して味わうことができます。

食文化への配慮

モスフードサービスは、ただおいしいだけでなく、健康や環境にも配慮した食文化の提供を目指しています。「グリーンバーガー＜テリヤキ＞」を含む様々なプラントベース商品の導入により、食に制限のある方々も一緒に楽しめる食事の場を提供したいと考えています。

今後の展開

「グリーンバーガー＜テリヤキ＞」は、9月上旬から店舗のメニュー表や公式サイトにてプラントベース食品認証マークの表示を開始します。この取り組みを通じて、モスバーガーはより多くのお客様にその特徴を理解してもらい、選ばれるブランドとしての地位を確立していくことでしょう。さらに、モスのサイトでは、環境や社会への取り組み情報も公開されており、購買行動が環境へどう寄与するかを考えるきっかけともなっています。

このように、モスバーガーの「グリーンバーガー＜テリヤキ＞」は、ただのハンバーガーを超え、消費者に新しい食の選択肢を提供する画期的な商品です。これからの展開が非常に楽しみです・