新たな寄付の形
2025-11-17 13:37:40

三井住友信託銀行店舗に遺贈寄付情報誌『えんギフト』設置で新たな寄付の選択肢を提供

遺贈寄付の新たな地平を拓く『えんギフト』



一般社団法人日本承継寄付協会(Will for Japan)は、2025年11月より、三井住友信託銀行の店舗に遺贈寄付情報誌『えんギフト』を設置しました。この取り組みは、遺贈寄付を文化として根付かせ、広めることを目指しています。

『えんギフト』とは


『えんギフト』は、遺贈寄付に特化した情報誌で、年に一度発行されています。地域貢献や社会課題の解決に寄与する団体、大学、自治体などに対する寄付事例や寄付を行った人々の体験談を掲載しており、これまでに全国で56,860部が配布されました。欲しい方は無料で入手できるため、寄付への理解を深める良い機会になるでしょう。

遺贈寄付の背景と意義


遺贈寄付は、亡くなった後に自身の財産の一部を非営利団体や地域の学校に寄付する方法であり、人々の思いや希望を次の世代に伝える手段としての役割を果たします。この寄付方法なら、社会貢献の意志を持ちつつも自身の生活を圧迫することはありません。一般には少額からの寄付が可能であり、資産の一部を未来へつなぐ手段として、多くの人に利用してほしいと考えています。

しかし、日本においては遺贈寄付についての認知度は低く、抵抗感を感じる人も多いのが現実です。日本承継寄付協会は、2019年の設立以来、このスルーされがちな寄付方法を身近なものにするため、教育や啓発活動に力を入れてきました。

時代の変化と寄付の重要性


三井住友信託銀行は、「人生100年時代を安心に満ちたものにしたい」というビジョンを持ち、資産管理や相続、死後事務に関するさまざまな商品・サービスを提供しています。お客さまが自分らしい人生を確保するための情報発信を行っており、今回の『えんギフト』設置はその一環として位置付けられています。

*「遺贈寄付」という選択肢をより多くの人に知ってもらうことで、資産活用の幅を広げたいと思っています。」と三井住友信託銀行の担当者は語ります。

今後の展望


今回の連携により、三井住友信託銀行の店舗を訪れるお客さまが『えんギフト』を手にすることで遺贈寄付の魅力を理解し、未来の社会に自らの思いを託すきっかけとなってほしいと願っています。寄付文化が根付くことで、社会全体の豊かさが向上し、さらなる貢献が引き出せるでしょう。一般社団法人日本承継寄付協会は、今後も遺贈寄付を促進するための活動を続け、子供たちに明るい未来を残していく努力をしてまいります。

お問い合わせ先


一般社団法人日本承継寄付協会
所在地:東京都文京区小石川2丁目3番4号第一川田ビル7階
設立:2019年8月
代表理事:三浦美樹
HP:日本承継寄付協会

この新たな試みが、日本における寄付の形を変えていくことを期待します。


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会社情報

会社名
一般社団法人日本承継寄付協会
住所
東京都文京区小石川二丁目3番4号第一川田ビル7階
電話番号
03-3868-7011

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