デジタル庁の2024年度採用試験概要
デジタル庁は、未来指向のデジタル改革を推進するため、2024年度の課長補佐級(一般職相当)職員の採用を行います。この役職では、デジタル社会の形成において重要な役割を担うことが期待されています。
募集職種とキャリアコース
デジタル庁では、特に4つのキャリアコースを設定し、それぞれに求める人材像を明確にしています。
1.
政策デザインコース では、ユーザー中心の政策やサービスを企画し、実行する能力が求められます。デジタル社会の実現に向けた計画に基づく政策の立案から実施までを担当します。
2.
組織設計コース では、生産性向上を目指したデジタルファーストな組織の設計と運営が求められます。バックオフィス業務を中心に、円滑な業務遂行を図る役割を担います。
3.
テックコース では、モダンな技術を活用してサービスの品質向上に寄与するエンジニアリングを担当します。プロダクトマネジメントやシステムの開発・運用において重要な役割を果たします。
4.
リーガルコース では、デジタル時代に即した法制度の構築に必要な知識や能力が求められます。法令に関する企画業務や調整業務を行うことが期待されています。
求める人材像
全キャリアコースに共通する求められるスキルとして、公務に対する熱意と論理的思考力、幅広い対人能力が挙げられます。特に、様々なステークホルダーとの折衝能力や業務遂行の効率性も重要視されています。
特に歓迎される条件
- 中央省庁や公的機関での企画立案経験。
- 公共渉外経験やコンサルタント経験。
- 行政機関でのバックオフィス業務の実務経験。
- チームビルディングやマネジメント能力。
- 大規模プロジェクトを管理した経験。
- テクノロジー領域での知識と成果。
- 法令の解釈業務や関連業務の経験。
- 制度設計に関与した経験。
応募資格と選考方法
応募資格として、大学または同等の教育を修了し、一定の職務経験が求められます。選考は書類選考、小論文試験、面接に分かれています。
給与と休暇
給与は職歴に基づき支給され、手当は扶養や住居、通勤手当などが含まれます。また、年間20日の年次休暇を含む様々な休暇制度も整っています。
受付期間とスケジュール
2024年の応募受付は2回に分かれ、第一回の受付は終了しています。第二回は8月1日から10月31日の間で受け付けるため、多くの方に参加していただきたいと思います。
まとめ
デジタル庁で働くことは、今後の社会を形成する重要な役割を担うことです。新しい挑戦を通じて、より良いデジタル社会の実現に貢献する志を持つ方々の応募をお待ちしています。