サイバーセキュリティ強化
2025-04-15 11:41:36

サイバーリーズンとHENNGEが連携、サイバー攻撃対策を強化する新ソリューション誕生

サイバーリーズンとHENNGE、協業で新たなセキュリティソリューションを提供



サイバーリーズン合同会社(以下、サイバーリーズン)は、2025年4月15日より国内シェアNo.1のIDaaS製品であるHENNGE One Identity Editionとの連携を正式に開始した。この取り組みは、サイバー攻撃がますます巧妙化する中で企業が直面する新たなセキュリティニーズに応えるものである。

サイバー攻撃の複雑化とその影響



近年、サイバー攻撃は高度化し、単なる外部からの脅威に留まらず、内部からの不正アクセスや権限昇格を用いる攻撃が増加している。このような攻撃の多くは認証情報を悪用するため、企業にとって深刻なリスクとなっている。認証情報の漏洩は、早急な対応を必要とし、広範囲な調査が求められるケースが多い。この問題を解決するために、サイバーリーズンのCybereason XDRとHENNGEのIDaaSの連携が期待されている。

新たなセキュリティソリューションの特色



Cybereason XDRは、HENNGE One Identity Editionのデータを統合し、エンドポイント、ネットワーク、ワークスペース、クラウドなど、さまざまなセキュリティ情報を一元的に監視、分析できるようになった。これにより、認証情報を悪用した攻撃の早期検知や、攻撃範囲の特定、被害状況の把握が容易になり、より迅速な対応が可能になる。

連携による主なメリット



1. 不審アクセスのリアルタイム検知
HENNGE Oneの認証ログとサイバーリーズンの脅威インテリジェンスを統合することで、攻撃者が利用するIPアドレスやブルートフォース攻撃などをすぐに検知できる。

2. ユーザー行動の可視化
XDRに複数のログを集約することで、ユーザーの不審な行動を迅速に把握し、エンドポイントやネットワークにおける攻撃全体を把握できる。

3. 日本語対応の365日監視
日本語が堪能な専門アナリストによるマネージドXDRサービスが、常時監視しアラート発生時には適切な対策を提案することで、企業のセキュリティ対応をサポートする。

両社の意気込み



HENNGEの執行役員である今泉健氏は「この連携により、クラウドセキュリティを新たな次元に引き上げ、多層防御と迅速な脅威検知の実現を目指します」とコメントしている。また、サイバーリーズンの執行役員である桜田仁隆氏も「日本市場のニーズに合ったセキュリティソリューションを提供し続ける」と意気込みを語っている。

まとめ



サイバーリーズンとHENNGEの連携は、進化し続けるサイバー攻撃に対抗するための重要な一歩といえる。この新たなセキュリティソリューションが、企業のクラウド環境をより安全にし、その運用効率を大幅に向上させることを期待したい。今後の展開に注目が集まる。

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会社情報

会社名
サイバーリーズン合同会社
住所
東京都中央区京橋1-17-10住友商事京橋ビル8階
電話番号

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