タスキホールディングスがDX認定事業者に選ばれる
株式会社タスキホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:柏村 雄)が、経済産業省の定める「DX認定事業者」に選定されたことが発表されました。この認定は、企業がデジタル化を進めるために必要な基準を満たしていることを示すもので、特に不動産業界におけるデジタル技術の活用に期待が寄せられています。
DX認定制度とは?
DX認定制度は、政府が「情報処理の促進に関する法律」に基づいて設けたもので、デジタルガバナンスの基本的な要件を満たす企業を認定するものです。この認定を取得することで、経済産業省と東京証券取引所が共同で実施する「DX銘柄」の選定においても有利になります。まさに、デジタル化を進める企業にとって必要不可欠な制度です。
認定の背景とタスキの取り組み
タスキホールディングスは、「人を起点に。空間をデジタルに。未来を変える仕組みをつくる。」というミッションを持ち、不動産領域でのデジタルシフトを推進しています。特に、不動産とテクノロジーの融合にフォーカスしたビジネスモデルを構築し、生産性の向上を図っています。このような取り組みが、経済産業省のDX推進指標に基づく認定基準を満たしたと評価され、DX認定事業者に選ばれる結果に繋がりました。
タスキホールディングスは2020年11月から「タスキDX構想」を掲げ、グループ内でのIT専門人材の採用や資格取得支援セミナーを設けています。また、グループ各社間での人材活用を強化し、不動産領域での豊富な実地経験をふまえた業務の効率化とコスト削減を図っています。
SaaSプロダクトの提供
さらに、タスキホールディングスは、自社開発した不動産価値流通プラットフォームをSaaSプロダクト「TASUKI TECH」として提供しています。特に「TASUKI TECH LAND」は、クラウド上で物件仕入管理ができるサービスで、多くの業務の効率を向上させています。また、AI技術を活用した「TASUKI TECH TOUCH&PLAN」は、自動で建築プランを生成するサービスで、労働時間の短縮やデータ活用、ペーパーレス化を実現しています。
これらの取り組みにより、タスキホールディングスは不動産業界全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進すると共に、マーケットの活性化を図っています。
今後の展望
今後、タスキホールディングスは更なるテクノロジーの活用を進めることで、不動産業界が抱えるさまざまな課題を解決していく意向を示しています。企業のDX化が進むことで、業界全体の価値流通を活発にし、さらなる成長を目指すのです。この機会に、タスキの今後の動向に注目してみてはいかがでしょうか?