中央国際高等学校の岩瀬昴星さんが映像フェスティバルで最優秀賞を受賞
2025年3月5日、東京都内の豊洲ユナイテッド・シネマにて開催された「第43回専門学校映像フェスティバル」の高校生部門90秒映像コンテストで、中央国際高等学校の2年生、岩瀬昴星さんが最優秀賞を受賞しました。このコンテストは毎年、多くの学生が参加し、映像制作の技術や表現力を競い合う場として定評があります。
映像制作への情熱
岩瀬さんは、映像制作への情熱を持っており、特に自分の作品を人々に届けることに喜びを感じています。受賞後のインタビューで、映画館のスクリーンで自身の作品が流れた瞬間の喜びを語り、「自分の作品が誰かに届いているということを実感できるのは、本当に貴重な体験」と述べました。彼の作品「瞬間」は、観る人に深いメッセージを伝えることを意識して制作されています。
作品「瞬間」の制作背景
「瞬間」は、seasonal cutsを取り入れた映像で、一年間にわたり撮影が行われましたが、岩瀬さんは同時に複数のプロジェクトに取り組んでいたため、映像素材は豊富でした。特に、作品に使用する映像は、すべてこの作品のためだけに撮影したものではなく、他の作品の制作過程で得た未使用の映像も彩りを加えています。このような独自のスタイルで作品を作ることにも注力しています。
表現への工夫
「瞬間」の制作では、観客に作品の趣旨を正しく伝えることが岩瀬さんが最も重視した課題です。登場人物の会話や具体的なストーリーはなく、抽象的な表現が多い中で、映像や構成の美しさ、音響に工夫を凝らし、観る人に伝わるよう意識しています。これにより、作品の美しさだけでなく、コンセプトも強く印象づけることを目指しています。
今後の展望
受賞を機に、岩瀬さんはさらなる挑戦を続けています。現在、手描きの短編アニメーションと中編映画という二つの新しいプロジェクトに取り組んでおり、特に実写の中編映画では「瞬間」と同様、季節の美しさをテーマにしています。彼が持つビジョンはクリエイティブな世界でさらに広がりを見せることでしょう。
中央国際高等学校の教育理念
中央国際高等学校は、生徒一人一人の才能を引き出し、持続可能な未来に貢献できる人材を育成することを目指しています。生徒たちの今後の活躍を期待し、革新的な作品や活動が生まれることを願っています。
学校概要
- - 法人名: 学校法人中央国際学園
- - 学校名: 中央国際高等学校
- - 理事長: 斉藤 守
- - 校長: 大屋 雅由
- - 創立: 2013年
- - 所在地: 千葉県夷隅郡御宿町久保1528
- - 電話: 0470-68-2211
- - 公式サイト