渋沢栄一ゆかりの「ネギベーゼ」
2024-06-27 14:07:28

渋沢栄一ゆかりのホテルオークラ京都が提供する「ネギベーゼ」が富岡市の学校給食に登場!

渋沢栄一ゆかりのホテルオークラ京都が提供する「ネギベーゼ」が富岡市の学校給食に登場!



ホテルオークラ京都は、創業に関わった実業家・渋沢栄一にちなんだメニューを提供する「~ゆかり人 渋沢栄一~フェア」を実施しています。その中のメニューの一つである「ネギベーゼ」が、群馬県富岡市の学校給食で提供されることになりました。

ホテルオークラ京都を運営する株式会社京都ホテルは、1888年(明治21年)に創業し、渋沢栄一が創立に関わった西日本で唯一のホテル会社です。渋沢栄一の肖像がデザインされた新一万円札の発行を記念し、今回のフェアを企画したとのこと。

「ネギベーゼ」は、ホテルオークラ京都のカフェ「レックコート」のシェフが考案した和風トマトソーススパゲッティーです。地元産のねぎをじっくり炒め、醤油の香ばしさを加えたソースに、富岡産の新鮮な野菜(なす、ズッキーニ、玉ねぎ、舞茸)を合わせた、子供も美味しく食べられる一品となっています。

富岡市は、渋沢栄一が設立に関わった「富岡製糸場」が世界文化遺産に登録されていることから、「ネギベーゼ」の提供は、富岡製糸場の世界文化遺産登録10周年を記念した献立として実現しました。

富岡市の子供たちに「ネギベーゼ」を提供



富岡市内の小中学校・県立特別支援学校 全18校 約3,600食に「ネギベーゼ」が提供されました。ホテルオークラ京都のシェフが、学校給食向けにアレンジした「ネギベーゼ」は、子供たちに好評だったようです。

ホテルオークラ京都について



ホテルオークラ京都は、1888年創業の伝統あるホテルです。京の風情とヨーロピアンテイストが調和した落ち着いた館内は、国内外の賓客を迎えてきた歴史を感じさせます。高さ約60メートルの最上階レストランフロアからは、東山三十六峰や鴨川、古都の街並みを一望できます。

渋沢栄一と京都ホテル



渋沢栄一は、京都ホテルの設立に深く関わっていました。渋沢栄一の伝記「青淵先生六十年史 第二巻」には、京都は日本を代表する景勝地であり、その地に相応しい宿泊施設が必要と考えた渋沢栄一から扶助を受けたという記述が残っています。また、当時建築を請け負った日本土木会社は、渋沢栄一・大倉喜八郎・藤田伝三郎ら財界の大物によって設立された日本最初の会社組織による土木建築業者でした。

1917年(大正6年)には、京都ホテルにおいて渋沢栄一の隠退披露会が開かれ、150名余の参加者を前に講演した記録も残っています。

まとめ



渋沢栄一ゆかりのホテルオークラ京都が提供する「ネギベーゼ」が、富岡市の学校給食に登場しました。地元産の食材を使った「ネギベーゼ」は、子供たちの食卓を彩り、渋沢栄一の功績を伝える貴重な機会となりました。


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