日本のカラオケ文化を外国人観光客に発信
2024年10月17日、カラオケ文化の日に新たなプロジェクトが始まります。その名も「JAPAN=KARAOKE」。この取り組みは、株式会社エクシングが推進するもので、日本文化の一環として、外国人観光客に向けてカラオケの魅力を発信していくものです。
カラオケの魅力を再発見
最近、訪日外国人の中で「カラオケは自国でも楽しめる」との理由から、日本のカラオケボックスを利用する率が低いということがわかりました。ところが日本のカラオケ文化、特に「JAPAN=KARAOKE」として知られる本場のカラオケは、他国では味わえない特別な体験なのです。日本のカラオケマシーンは権利の関係から国外に輸出されておらず、実際に体験しなければその違いはわからないのです。
日本で生まれてから50年、日々進化を続けるカラオケ。日本人にとってはもはや生活の一部であり、老若男女問わず楽しめるコミュニケーションツールです。この文化を体験できるのは、日本に訪れた時だけです。「JAPAN=KARAOKE」は単なる娯楽ではなく、訪日外国人にとって特別な思い出を作る手段です。
プロモーション活動の展開
「JAPAN=KARAOKE」プロジェクトでは、いくつかのプロモーションが行われます。その一つが、カラオケの魅力を伝えるイメージムービーの公開です。公式サイトでは、英語ナレーションに加えて中国語や韓国語のテロップが選べるため、多国籍の観光客が利用しやすくなっています。さらに、カラオケの楽しみ方を解説するムービーも配信され、事前に利用方法を学ぶことができます。
安心して楽しめる環境作り
特に外国人観光客が安心してカラオケを楽しめるよう、各カラオケ店には「インバウンド歓迎店ステッカー」を発行します。このステッカーは、外国人観光客を歓迎する店舗の目印となり、どの店で「JAPAN=KARAOKE」を楽しめるかを示します。ステッカーを希望する施設は、公式サイトから登録を行うことで取得できます。
これからの展望
エクシングの代表である水谷 靖氏は、この取り組みが日本のカラオケ業界にとって大きな価値をもたらすと信じています。また、国際的な観光地である日本が、これからもカラオケ文化を発信し続け、訪日外国人にとっての特別な体験になることを願っています。「日本に来たからには、カラオケを楽しむ理由を作りたい」という思いをもとに、カラオケ業界全体がこのプロジェクトを支えることに決して怠りありません。
まとめ
「JAPAN=KARAOKE」は、単なる観光名所の一部ではなく、日本の文化の深みを訪日外国人に体感してもらうためのプラットフォームです。このプロジェクトを通じて、世界中の人々に「JAPAN=KARAOKE」の魅力が広まり、一人でも多くの人が本場のカラオケを楽しまれることを期待しています。