日経BPとZuva提携
2025-12-17 15:25:15

日経BPとZuvaが組む新たな技術データベースの展望とは

日経BPとZuvaが提携、未来のR&Dを支えるデータベースへ



2025年12月16日、株式会社日経BPとZuva株式会社が資本・業務提携を発表しました。本提携により、日経BPはZuvaの株式を14.3%保有し、共同で新たな情報サービスを開発することになります。このサービスは、主に企業のR&D(研究開発)部門にフォーカスしたもので、技術戦略の立案や競合調査に役立つとされています。

新たな情報サービスの内容



日経BPとZuvaが共同開発する新サービスは、R&D部門向けの総合データベースおよびダッシュボードです。このシステムにより、企業は次世代技術の動向を即座に把握・分析できるようになります。具体的には、以下のような情報にアクセスできることが期待されています。

  • - 影響を与える次世代技術の特定
  • - 技術分野に参入しようとしている企業
  • - 自社の強みを活かせる協業先の調査
  • - 特定技術の優位性の分析

これにより、R&D部門は自社の戦略について的確な判断を下すことが可能となります。

データの充実と先駆性



Zuvaが保有する国内外167万社のスタートアップ投資データと、日経BPが提供する専門コンテンツの融合により、R&D分野の動向を迅速かつ多面的に捉えることが可能となります。また、新情報サービスは2026年の夏を予定しており、その際にはプレスリリースや特許情報、論文情報など、関連情報の拡充も行われる見込みです。なお、β版の詳細はこの時期に発表される予定です。

先行プロジェクト「テクノロジー未来投資指数」



提携の前段階として、日経BPとZuvaは「テクノロジー未来投資指数」を共同開発し、2025年5月に発表しました。この指数はスタートアップ企業の資金調達動向を基にしており、成長が期待できる技術を指標化しています。「期待される技術には多くの資金が集まる」との視点から、資金流入の伸びを指標化した「トレンド」指数と、資金調達ラウンドの回数を基に算出した「成熟度」指数を組み合わせて偏差値として表現されています。これにより、研究開発や技術投資戦略の立案に役立てることができます。

日経BPおよびZuvaの企業背景



日経BPは東京都港区に本社を置き、幅広い分野の情報を提供する専門出版社です。「日経クロステック」などのメディアを通じ、ITや自動車など多様な業界の最新情報を発信しています。Zuvaは新宿区に本社を構え、スタートアップ投資データベース事業や企業向けコンサルティングを展開しており、ディープテック分野やエマージングテック分野に特化したデータを豊富に保有しています。

今後、両社の提携によって地域や業界を超えた技術革新が進むことが期待されます。新サービスの詳細が発表される夏が待ち遠しいですね。


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会社情報

会社名
株式会社 日経BP
住所
東京都港区虎ノ門4丁目3番12号
電話番号

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